心が豊かになる 日本の美しい言葉の由来

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408421049

作品紹介・あらすじ

言葉の由来を知ると、何気ない一語が輝きだす

私たちがいま話している日本語は、どんなにありふれた単語でも、かつて誰かが生み出し、いまに至るまで使い続けられてきたもの。つまり、由来を持っています。
たとえば「住む」とは、心が状態で過ごせること。
「前」の「ま」は、「え」は。自分の目が見据えている先が「前」なのです。
由来をひもといて出会えるのは、先人たちの優しさ、知恵、ユーモア……。
雅な言葉だけが“美しい日本語"ではありません。
いつも話しているふつうの言葉を見つめ直してみませんか。

感想・レビュー・書評

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  • 言葉の由来というよりも古来からの意味合い(日本人・日本語の感情)を表現している書籍。その中でも日本固有のもので言うならば鳥虫の音を「声」と言う表現、相手を思う「思いやり」表現など、ここには無いが日本語に多い「オノマトペ」の変化は若い人が略語と共に多く使い始めていることに興味深い。
    例「ジワる」ジワジワと笑うなど

  • 人に勧められて、図書館で借りて読んでみましたが、美しい日本語に触れて、この上なく、心が豊かになりました。
    ありがとうございます✨
    改めて購入して、何度も読みたい本です✨

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著者プロフィール

1961年、埼玉県生まれ。慶応義塾大学文学部在学中からテレビ番組の企画等に携わり、卒業後プロのライターに。主にドラマ、商業演劇の企画をおこなう。「言葉とは何か」をテーマにしたシナリオ「姉妹」では、第十回読売テレビゴールデンシナリオ賞で優秀賞を受賞した。2000年からは、言葉と会話をめぐる人間心理についての研究に力を注いでいる。著書に『言いにくいこともスラリと言える話し方88のアイデア』(主婦の友社)、『クイズで楽しむ日本語のふしぎ』(新水社)、『日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現―』『日本の言葉 の由来を愛おしむ―語源が伝える日本人の心―』『日本の童謡・唱歌をいつくしむ―

「2021年 『童謡・唱歌の美しい日本語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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