- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408535272
作品紹介・あらすじ
東京生まれの東京育ち(ただし八王子)の高松秀子(デコ)はアヒルバスに入社して五年の観光バスガイド。一筋縄ではいかないわがままなツアー客たちに振り回され、新人研修の指導員になったものの教育は遅々として進まない。そんな中、同期の中森亜紀にアヒルバスの「革命」を持ちかけられるが…若きバスガイドの奮闘と成長を、温かな目線と軽妙なユーモアで描くお仕事&青春小説の傑作。
感想・レビュー・書評
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THE・元気が出る小説!この「ある日、アヒルバス」はまさにそんな感じ。東京観光バス会社アヒルバスの5年目バスガイドさんが奮闘する話で、気軽に読めてテンポが良く読みやすい。主人公の頑張ってる姿がとても気持ちがよい。他の登場人物も個性的で楽しい人ばかりだ。
バスガイドさんに出会う機会は大人になってからは全くないし、はとバスにも乗った事がないが、東京観光に乗ってみたいと思った。そこで、こんなバスガイドさんに出会ったら、ますます東京が好きになるかもしれない。
学生時代に修学旅行などで出会ったバスガイドさん達を思い出し、あの話は面白かったなぁ、頑張って歌ってはったなぁ…と意外と覚えている事に気付く。全国のバスガイドさん!たった数日の出会いだけど、一人一人の心に必ず残っていますよ。本当に素敵な職業だなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりの再読。
山本さんお得意のお仕事小説。
若手バスガイドの奮闘と成長を描く。
やっぱりデコと小田切は良いコンビに見えるけど、デコも勿体ないことをしたような。
戸田の息子カオルくんが可愛い。
続編もそのうちに再読したい。 -
都内のツアーバス会社、アヒルバスで働くバスガイド秀子、通称デコの奮闘記。
軽く読めるものをと思い手に取った山本幸久作品。
予想通りのサラリと楽しい読書、登場人物がとても個性的で、ところどころでクスッと笑わせてもらいました。
凸凹とのささやかな関連が、毎度のとこながらとても嬉しい。
続編もある様子なので、いつかまたデコちゃんに会いに行きたいと思います。 -
2012 8/17
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東京を巡る観光バス「アヒルバス」が舞台。
5年目バスガイドの秀子が主人公。
新入社員研修を任されたり、母親になってもバスガイドを続けている「鋼鉄母」を想ったり。
軽快で面白い。 -
アヒルバスの乗務員達のお話。
皆んなそれぞれ癖あり。 -
文句なく⭐️5つ。人間味あふれるバスガイドデコのお話し。
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バスガイドが主人公のお話。感動するとか読後に強く心に残るとか、そういうものではないけれど、軽快で楽しい話だった。テレビドラマ的な感じかな。初めて山本氏の著作を読んだけど、思っていたよりも良かったので、他も読みたいと思う。
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スチュワーデス物語のバスガイド編のように感じる。
ラブストーリーはなかったですけどね。
ほのぼのした感じでいいです。
もっと読みたいですね。