その謎を解いてはいけない

著者 :
  • 実業之日本社
2.64
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本棚登録 : 563
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408538341

作品紹介・あらすじ

事件そっちのけで「黒歴史」ばかり暴くイタイ迷探偵と助手のオッドアイJKが次々難事件に巻き込まれ……。新感覚本格ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 中二病探偵暗黒院が関係者の黒歴史を暴く探偵小説。助手は小鳥遊(オッドアイ)。
    蛇神の祟りで蛇守家主人が惨殺される。被害者・家族の秘密暴露で事件解決が薄味。

  • キャラ濃すぎ、ほぼ全員が中二か!レベルで、情報量が多すぎてなかなか読み進められない。。。
    けど、止まらない。(一冊読み切るのに徹夜した)
    アウトローすぎる切り込みで調査は進むけど最終的にはちゃんとした推理。
    278冊目読了。

  • 全体のうち65%読んで自分には合わないなと思い
    読むのをやめました。

    コンフィデンスマンや波よ聞いてくれのような
    まくし立てるツッコミを表現しているんだと思うのですが
    一文の情報量が多く、しかも句読点がないので
    読んでてとても疲れました。

    例として引用させていただくと
    「右眼の人工碧眼オッドアイで何かのサインを送っている風のウインクなのか目が痒いひとのまばたきなのか謎のムーヴを送ってくる。」
    原文ままで句読点なしです。
    漢字と平仮名を使い分けているのか、目で文字を追っているとつかえてしまい、スムーズに読むことが出来ずストレスでした。

    つっこみの応酬の中に、大事な情報が入っていたりするので読み飛ばしもできません。
    作者さんのこだわりで、
    あえて一文の情報量を多くしているのかもしれませんが
    句読点がないので大事な単語をピックアップできず、一文を読むというより、一文字ずつ読まないといけない感じです。
    短い文章に関しても句読点少なめです。
    ページ数の都合でしょうか?
    読み方が悪いのかもしれませんが、
    私には非常に読みにくい文章でした。

    物語に入り込めず、疲れるだけだったので
    句読点の大事さを学びました。

  • 【収録作品】第一話  蛇怨館の殺人/第二話  いるんだろ? 出てこいよ/第三話  どちらが主人公を殺したか?/第四話  黒歴史について語るときに我々の語ること(前編)/第五話  黒歴史について語るときに我々の語ること(後編)

    中二病全開で痛すぎる。
    表紙に騙された感あり。ジャケ買いは危険の好例か。
    ミステリ部分は既視感ありで、こちらが新感覚?なのか、にぎやかしのキャラの言動は苦手なやつだった。

  • カバーとタイトルが魅力的だったので図書館で予約までして読んだが…。残念、何も感動出来なかったです。専門用語を多用する癖が強くて途中から読むのが苦痛でした。結局よくわからなかった。

  • 独特なノリについていけなくて、斜め読みで終わらせました。
    タイトルから本格サスペンスを想像していたのに、「解いてはいけない」のは関係者の黒歴史だったという、、、
    それでも第一話はまだ読めたし、小鳥遊と暗黒院(田中)のやり取りに笑えたりもしたけれど、読み続ける気力がどんどん消えていって辛かったです。

  • こちらでの評価が高かったので図書館で予約したのですが、いざ読もうと思って再度こちらの評価を見たらかなり星の数が減っててビックリしました。評価が真っ二つに分かれてますが残念ながら私も評価低い派です。

    とにかく文章が読みにくい。暗黒院さんのキャラは確かに新感覚ミステリな気はしましたが、主人公の女の子が表紙から城塚翡翠さんや剣崎比留子さん辺りをイメージしてしまうとかなりガッカリします。ですます調で話してるかと思ったら急にタメ口になったり悪態ついたりと今どきの子といえばそれまでですが小説の中という世界で口調がコロコロ変わると読みにくさが先に立ってしまいます。

    最後はホッとする終わり方でしたが多分、続編が出ても読まないかな。

  • 第二話で挫折。本格的に物語が始まった矢先、小鳥遊と暗黒院の本筋から懸け離れたやり取りに気が散った。

  • 夏読44冊目。
    …に入れていいかな?途中で挫折…
    ラノベ調ミステリーという感じなんだけど、若い子はこういうの好きなのかな?
    私の好みではないかな。
    日本語も少し怪しいし、人が殺されてるのにずっとラノベ調の文章もしんどかった。

  • 難しい。かなり読みにくかった。
    最初はコミカルな厨二病探偵の物語で、こんなのも面白いかも?と読んでいましたが、登場人物の言い回しがとにかく難しい。
    忙しくて時間が取れなかったこともあり読むのにかなり時間がかかってしまった。
    本で読むより映像で見る方が面白い…そんな気がしました。

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著者プロフィール

1986年生まれ兵庫県淡路市出身。
「青は藍より藍より青」で第1回阿波しらさぎ文学賞を受賞。
樋口恭介編『異常論文』(早川書房)に短編小説「ザムザの羽」で参加。
SFマガジンをはじめとした文芸誌各紙に精力的に小説を発表しているほか、ユキミ・オガワ作品「町の果て」(バゴプラ)、「煙のように、光のように」(早稲田文学)など小説の翻訳も手掛ける。
本書は初のミステリー作品にして、単著デビュー作。

「2023年 『その謎を解いてはいけない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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