- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408557847
作品紹介・あらすじ
春爛漫 桜の名所・飛鳥山で
お江戸と京のお茶対決!?
人情満開!
〈眠り〉と心に効く
しみじみ時代小説!
桜の宴の目玉イベントは
京とお江戸のお茶対決!?
今年も飛鳥山に花見の季節がやってきた。滝野川の高級料亭・桜屋で奉公修業を始めることになった茶問屋の娘・藍(あい)。慣れない女中仕事に四苦八苦するかたわら、店を盛り上げる桜の宴の催しを考えるよう、やり手商売人の万屋(よろずや)一心(いっしん)から命じられる。そんななか、朝寝坊する御用聞きや占い師など、眠れない悩みを抱える人々が次々と店に現れて……。
目次
第一章 宵っ張りの友
第二章 朝寝坊の御用聞き
第三章 ふくよかな占い師
第四章 花見の茶
眠りのうんちくも!――「ぐっすり覚え帖」
その壱 眠りに効く食事とは
その弐 朝型と夜型、あなたはどっち?
その参 夢の中で未来が視える?
その肆 一味違う、宇治茶の魅力!
感想・レビュー・書評
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2023.12.25
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「粗末ながら心づくしの煎茶を呑んで、茶の味を楽しむことができる今この時を大切に味わえ、というのが師の教えです。なんとも朗らかな教えでしょう。」
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お藍ちゃん、頑張ってるね。ねうは、今回も大活躍♪
初めての奉公は、何もかもが大変なことの連続だよね。
そんな中、お友達もできて微笑ましい。
(本当に猫と話せるならすごく羨ましいぞ。)
女将が過去に手放した娘のお里の一件も、たぶん、なんとか落着。よかった、よかった。
闘茶の顛末、どきどき、わくわく、素晴らしかった。
お藍ちゃんのお茶、すごいアイディアだわ。
長海和尚、できぶつだ。なんか、ファンになっちゃった。
また登場してほしい。
さて、続きはいつかなー。