作品紹介・あらすじ
最も苛酷な死を遂げた者たちへのレクイエム
新発見の公文書から明らかにされるソ連で銃殺刑判決を受けた日本人の記録、シベリア出兵からソ連の対日参戦へ、諜報活動から長期抑留された女囚の謎、詩人石原吉郎、画家四國五郎の苛酷な抑留生活とその戦後、など様々な抑留の実態を伝える。
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:210.75A/To58s//K
著者プロフィール
1945年福島県生まれ。成蹊大学名誉教授。専門はロシア・ソ連政治史、日ソ関係史。東京大学法学部卒業、同大学院社会学研究科博士課程満期退学。予備校講師、大学非常勤講師などを経て成蹊大学法学部教授、同法学部長などを務める。著書『歴史としての東大闘争――ぼくたちが闘ったわけ』(ちくま新書、2019年)、『スターリニズムの統治構造――1930年代ソ連の政策決定と国民統合』(岩波書店、1996年)、『戦間期の日ソ関係――1917-1937』(岩波書店、2010年)、『シベリア抑留』(中公新書、2016年、アジア太平洋賞特別賞受賞)など。
「2022年 『ものがたり戦後史 「歴史総合」入門講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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