必携英語表現集

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  • 数研出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784410112317

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  •  1~2文の英語に穴が1つだけ空いており、そこを補充していきながら800の表現を覚えるもの。下に答えが書いてあるのですぐに完結はするが、その表現の使い方や覚え方、類似表現との違いなどの詳しい解説が後ろに書いてあり、そこまで読めば役に立つ。
     ほとんどは熟語、イディオムと言われるものだが、what S used to beとかforget to Vなど文法事項としてよく扱われるもの、conduct [do / carry out] research on ~などコロケーションとして注意すべきもの、S is no big deal.やI'll take this.のような会話表現として覚えるもの、さらには20のことわざなどが含まれている点がユニーク。
     いずれもアウトプットで使えるということが念頭に置かれており、例えばgive upは「やってきたことを途中であきらめる」なので、これからやることをあきらめる時に使う表現give up the idea ofを覚えさせたり、「パーティーを開く」はopenではなくgiveを使ってgive 人 a party、さらに大きなパーティーの場合にはthrow a party、など、間違いやすい点や具体的な使い方が意識されている。
     たぶん高1から単語集と並行してやっていくのがいいと思うが、これを使った場合、難関校を受ける場合に必要になるインプット用の熟語をどのタイミングでやっていけばいいのか、難しい。もしセンターまでならこの表現集だけでもいいんじゃないかと思う。
     あとできれば日本語の索引だけでなく英語の索引くらいはつけて欲しかった。ちなみに『必携英語表現活用ノート』というのも出ているらしいが、これはたぶん学校専売だと思う。(17/12/17)

  • よくばり英作文と関連は強い。個人的には前半は穴埋め形式にしないほうが使いやすい。

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著者プロフィール

京都府亀岡市出身。京都大学卒業。現在、駿台予備校講師、学研プライムゼミ特任講師、竹岡塾主催。主な著書は『必携英単語LEAP』『必携英語表現集 Essential English Expressions』『入試必携 英作文 Write to the Point』『Grammar Gym 英文法テスト 5分で確認 重要ルール』『Clues to Reading 英文和訳の徹底演習』(数研出版)、『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』(講談社)、『竹岡の英文法・語法ULTIMATE究極の600題』(学研プラス)、『Q&A 即決英語勉強法』(教学社)、『決定版 竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本』(中経出版)、『入門英文問題精講』(旺文社)、『英作文基礎10題ドリル』(駿台文庫)ほか多数。

「2020年 『必携英単語LEAP Basic』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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