いま注意すべき大地震 (青春新書プレイブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413019408

感想・レビュー・書評

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  • 地震と火山の活動の関連のモデルは説得力ある。

    勿論、仮説の一つに過ぎないのだけど、次の大地震を怖れるなら納得いくように怖れたい、いや、畏れたいと表記すべきか。
    近い時期の富士山噴火ということも、決して夢想といえないことは知っておいて損はない。

  • 大地震、本当に怖いです。近々、起こるんでしょうか。最新の知見をとりあえず整理しておこうと思って、思わず手に取りました。

    このセンセー、なかなか面白い事を言ってますが、少しエキセントリックかなぁ。
    曰く、地震の目は東北大地震を予見していた。
    曰く、火山の噴火と地震を関連付けて説明していたから、東北大地震を予見できたのだ。

    うーむ、言いますよねぇ。

    結論としては、「噴火した火山から遠いところから地震が始まる」とおっしゃる。時空ダイアグラムという曲線を提示していらっしゃるんですが、なかなか、この本だけ読むと信憑性あるかぁ???なんて少し納得しそうになりますね。

    そして、そして、このおじさんは、「富士山は、2011±3年で大噴火を起こす」とおっしゃるんです。おいおい、もうすぐっていうか、そろそろって言うことですよね。

    んで、地震の空白域を何個かあげてます。
    ・秋田沖
    ・房総東方沖
    ・伊豆半島南方沖
    ・能登半島
    ・島根
    ・別府湾沖
    ・日向灘南部

    ま、71ページの火山と地震の関係を示す漫画は興味深いです。昨年まで火山の関係の仕事やってましたから、少し理解できます。

    おすすめ度は5点中、4点。

    少し空白域の図面等の編集が雑です。

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著者プロフィール

1940年横浜市生まれ。東京大学理学系大学院博士課程修了(海洋地質学専攻、理学博士)。通商産業省(現・経済産業省)工業技術院地質調査所、米コロンビア大学ラモント・ドハティ地球科学研究所(総理府派遣)、琉球大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。NPO法人海底遺跡研究会理事長。1995年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越地震、2011年の東日本大震災、2014年の御嶽山噴火を事前予測した独自の理論は注目を集めている。1982年度朝日学術奨励賞、1986年度沖縄研究奨励賞を受賞。

「2015年 『緊急図解 次に備えておくべき「噴火」と「大地震」の危険地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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