- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413039611
作品紹介・あらすじ
「がんは放置が一番」「CMやってる安いからジェネリック」「会社の健診で異常なしだったから大丈夫」--どれも間違った情報を信じ込んでいる”残念な患者さん”です。医者や医学を全否定するのも、ただ信じるのも危険な今、流されず、だまされず、自分にとって本当に良い医療を受けるために知っておきたい25項目。
感想・レビュー・書評
-
ジェネリックは、新薬と主成分は同じであっても厳密にいえば効き目、効き方は異なる。また、適応疾患も異なるものもある。ジェネリックは通常安価で半値で購入できるが、中には安かろう悪かろうの3流ジェネリックもある。ジェネリックは新薬に比べれば承認審査が不十分で市販後の調査も甘い。医者の間ではジェネリックは新薬とは似て非なるものであることは常識。質が担保されていないにもかかわらず、ただ安上がりだという理由のみで国民に強要している。本来なら無駄な多剤投与を取り締まるべきなのに。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かつて大学病院の勤務医から町医者として開業した著者による医者のかかり方の本。
多くの資料を抱えてくる患者もいるが資料が多すぎて実際に目に通す時間がないこと、自己判断で「風邪です」という病名で訴えるよりは「昨日から咳がでて、体が熱っぽくて、頭がズキズキ痛む」と具体的な症状を説明してくれたほうが診断に役立つことなど、医者とのかかわりかたのポイントを説いた本。 -
抗がん剤のやめ時も
こうやって 読まなければ
先生が やめましょうかって
言うもんだと思ってました
診察時間は確かに短くて
あせる気持ちばかりで
なかなか 上手に自分の病状を
説明できないことが多いので
本書にあるように
「A4の紙一枚に病状の経緯や治療」を
まとめるのは なかなかいい方法ですね -
2015/10/14