- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413041348
感想・レビュー・書評
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成人=大人ではない
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トンデモ本を読むつもりで、昨今の若者の劣化を嘆く保守親父の典型論を期待していたのだが、全然違ってちゃんとした本だった。
エッセイと評論の中間みたい。読みやすいけどけっこう深いことが書いてあったりする。 -
「大人とは何か」とは、誰もが一度は考えたことのある疑問ではないだろうか。それに関連して様々な書籍が書店に並んでいるが、巷に出回る「大人論」の本は、その実「子供論」や「熟年論」に終始していることが多い。そういう意味で、この本は「大人とは何か」を正面から扱ったものと言えるだろう。
題名にある「未熟者」とは若者のことではなく、新たな大人のことである。今の時代に合った大人の、再定義に挑戦する本。 -
[ 内容 ]
小泉人気、大人買い、ニート…今、何が変わろうとしているのか?
“未成熟社会”の実像に迫る。
[ 目次 ]
第1章 大人はどこに消えた?
第2章 「大人らしさ」の正体
第3章 未熟な大人が引きずる過去
第4章 リスクで芽生える大人意識
第5章 大人買いの深層心理
第6章 「ことば」がつくる大人の社会
第7章 大人という宿題
[ POP ]
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