日本サッカー 世界で勝つための戦術論 (青春新書INTELLIGENCE 255)

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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413042550

感想・レビュー・書評

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  • サッカーを分析してみたいですね。

  • 2009/11/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2010/1/9〜1/10

    代表チームにおける戦術分析が中心。日本に真の1トップがいない、ということで現実的な路線(0トップ)をとる岡田監督ではあるが、西部氏の分析通り今のままではどうしようもないわなぁ。興味深いのは最近のナンバーで木崎氏も提言した長谷部の右SBに言及した124pからの戦法。どうしても点をとりたいときのオプションとして、トゥーリオをあげて、玉突き的にポジションを下げて戦術的オプションを増やす、という方法。西部氏はボランチの一角にCBとしても経験のある今野をおいているが、私としては明神に是非ここを勤めて欲しい。CBとしては経験不足だろうが、どうせこの戦術をとるときには緊急なのだから多少のリスクはしょうがない。それより、西部氏も書いているように、現状の遠藤、長谷部の攻撃的ボランチ2枚ではとてもWカップを戦えないと思うので(自分達のサッカーをやる、ということで岡田監督はやるかもしれないが、それこそベスト4どころか一勝も難しいだろう)、一枚を守備のスペシャリストにする必要があると思う。そのときに6月まで時間が限られるなか、一番良いのは普段ガンバでもプレーし慣れている明神が適任ではないか。今年元旦の天皇杯決勝でも明神の獅子奮迅の活躍が記憶に新しい。どうでしょうか、岡田さん。

  • 杉山茂樹氏の4−2−3−1よりは一般向けかなと思います。1時間もあれば余裕で読めるので立ち読みで十分。
    サッカー好きなら楽しめるのでどうぞ。

  • 僕の住んでいるタイでもサッカーは人気のあるスポーツだ。でも人気のあるのはヨーロッパの、特にイングランド・プレミアリーグのサッカーであり、毎週土曜日と日曜日はプレミアの試合の生放送をやっている。残念ながらJリーグの放送は観たことがないし、日本代表の試合もほとんど観ることが出来ない。僕の周囲の日本人でサッカーファンはほとんどいないし、サッカーの話を、というか、自分なりの薀蓄をかたむける相手がいなくなってしまった。この本は、サッカー日本代表に関する薀蓄本、と言えなくはない。薀蓄を語れない欲求不満が少しだけ解消されたような気もする。

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著者プロフィール

1962年9月27日、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、会社員を経て、学研『ストライカー』の編集部勤務。95~98年にフランスのパリに住み、欧州サッカーを取材。02年にフリーランスとなる。06年の『footballista』創刊時から「戦術リストランテ」を連載中で、同誌が主催する各種サッカーイベントにも多数出演している。趣味もサッカーで、東京都シニアリーグで現役続行中。主な著書に『サッカー戦術クロニクル』シリーズ、『スローフット』、『1974フットボールオデッセイ』(双葉社)、『戦術リストランテ』シリーズ(小社刊)など。

「2020年 『戦術リストランテⅥ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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