図説 地図とあらすじでわかる!邪馬台国 (青春新書INTELLIGENCE) (青春新書INTELLIGENCE 269)

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413042697

感想・レビュー・書評

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  • 日本古代史における未解明事案である、「邪馬台国」の解説書です。小学校で習う「邪馬台国」で、日本人であれば誰もが知っているワードだと思いますが、その謎は古来より研究されてきているにも関わらず、未だその場所も特定されていないことに、不思議さとロマンを感じそこに惹きつけられるものがあるのではないかと思いました。また日本ではなく、インドネシアに存在した説があるなど様々な仮説に惹きつけられるものがあります。また本書では【魏志倭人伝】記載の、当時の「倭」国の風習や風俗生活の紹介もあり、その点も興味を惹かれるところです。

  • 諸説をわかりやすくまとめてあり、押しつけがましい論や他説のバッシングもなく、気軽に読める。図解や地図がついているのもいい。
    個人的に、衣食住といった当時の生活が紹介されているのが役に立った。

  • [ 内容 ]
    もう一度読み解く日本古代史、最大の謎!
    最新史料から卑弥呼の国の実像にせまる。

    [ 目次 ]
    序章 「魏志倭人伝」と邪馬台国―唯一の文献史料が投げかけた謎
    1章 邪馬台国論争の焦点―古代史上もっとも謎に満ちた国は何処にあったのか
    2章 周辺諸国との関係―交易や産業で富を築いた国家
    3章 アジアの中の邪馬台国―互いの思惑が錯綜する大陸との外交
    4章 女王・卑弥呼の実像―その知られざる日常
    5章 邪馬台国の生活と文化―人々は何を食べ、どう生きたか
    終章 大和王権への道すじ―卑弥呼亡きあとの日本に何が起こったか

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • さくっと読めます。
    一番気になっているのが、そもそも邪馬台国のあったという古墳時代ごろって
    今の位置に世界の大陸はあって、今の形だったのか、ということ。

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著者プロフィール

1942年奈良県生まれ。
京都大学大学院文学研究科博士課程修了。追手門学院大学文学部助教授、奈良女子
大学文学部教授を経て、1995年4月、国際日本文化研究センター教授(2008年定年
退任)。現在、国際日本文化研究センター名誉教授・奈良県立図書情報館館長。
博士(文学・京都大学)。
受賞=濱田青陵賞、日本地理学会優秀賞、奈良新聞文化賞、古事記出版大賞。
著書=『地名の巨人 吉田東伍―大日本地名辞書の誕生―』(角川書店)、『古代
の風景へ』『古事記の奈良大和路』『古代天皇誌』(東方出版)、『平城京遷都』
『古事記の宇宙(コスモス)』『古代飛鳥を歩く』(中央公論新社)、『古代日本の
王権空間』『聖徳太子と斑鳩三寺』(吉川弘文館)、『こまやかな文明・日本』(N
TT出版)、『京都まちかど遺産めぐり』(ナカニシヤ出版)、『まほろばの国か
らⅠ』(豊住書店)、近著に『飛鳥の覇者』(文英堂)、など。

「2017年 『奈良・大和を愛したあなたへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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