図説 地図とあらすじでわかる!邪馬台国 (青春新書INTELLIGENCE) (青春新書INTELLIGENCE 269)
- 青春出版社 (2010年4月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413042697
感想・レビュー・書評
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日本古代史における未解明事案である、「邪馬台国」の解説書です。小学校で習う「邪馬台国」で、日本人であれば誰もが知っているワードだと思いますが、その謎は古来より研究されてきているにも関わらず、未だその場所も特定されていないことに、不思議さとロマンを感じそこに惹きつけられるものがあるのではないかと思いました。また日本ではなく、インドネシアに存在した説があるなど様々な仮説に惹きつけられるものがあります。また本書では【魏志倭人伝】記載の、当時の「倭」国の風習や風俗生活の紹介もあり、その点も興味を惹かれるところです。
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諸説をわかりやすくまとめてあり、押しつけがましい論や他説のバッシングもなく、気軽に読める。図解や地図がついているのもいい。
個人的に、衣食住といった当時の生活が紹介されているのが役に立った。 -
[ 内容 ]
もう一度読み解く日本古代史、最大の謎!
最新史料から卑弥呼の国の実像にせまる。
[ 目次 ]
序章 「魏志倭人伝」と邪馬台国―唯一の文献史料が投げかけた謎
1章 邪馬台国論争の焦点―古代史上もっとも謎に満ちた国は何処にあったのか
2章 周辺諸国との関係―交易や産業で富を築いた国家
3章 アジアの中の邪馬台国―互いの思惑が錯綜する大陸との外交
4章 女王・卑弥呼の実像―その知られざる日常
5章 邪馬台国の生活と文化―人々は何を食べ、どう生きたか
終章 大和王権への道すじ―卑弥呼亡きあとの日本に何が起こったか
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