【改正税法対応版】「生前贈与」そのやり方では損をする (青春新書インテリジェンス PI 668)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413046688

作品紹介・あらすじ

65年ぶりの大改正! いよいよ2024年から 「生前贈与」のルールが大きく変わる。一番大きな変更点は、「暦年贈与」の相続財産への加算期間が、相続前3年から7年へと延長になることだ。本書では、詳しい変更内容やうまいやり方、その他の変更点について、相続専門税理士が徹底解説。一番得する「生前贈与」の新常識をまとめた一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 税理士親子による書。

    この両氏が書いた本で以前読んだのは、『相続格差』であったが、これは、節税のテクニックはほとんど出てこず、相続人間でいかにもめないようにするか、その心の処し方に大半の紙幅が割かれており驚いた。

    一方、本書は、タイトルの通り、「生前贈与」にポイントを絞って、さらにその中で法改正された暦年贈与などを中心に、法令改正の内容や節税テクニックなどが披瀝されており、さすが税理士といった内容となっている。

    本書の第4章は、やや『相続格差』と似たような内容となっているが、全体の割合からすると2割弱であり、丁度よいバランスといえる。

    相続対策として生前贈与を考えている人には、一読の価値のある本といえる。

  •  新聞の広告を目にして購入した。
     なるほど生前贈与のルールが久しぶりに見直されるんだ。「贈与税」の加算期間が相続発生時(被相続人が亡くなった時点)から前3年間だったものが前7年間になるという。少しでも節税するぞという人には大きな変更だ。
     「相続時精算課税」はもともと2,500万円までの非課税枠があったがその枠外で毎年110万円までの贈与は加算なしになったという。
     生前贈与の年間110万円まで非課税の枠をオーバーして贈与税を払っても、相続時に目減りした資産への相続税の加算が節税できるという著者が示した方法も魅力的だ。
     って資産もないのについつい得する方法を考えてしまうんだな...。

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著者プロフィール

総スタッフ数172人を擁し、相続税申告等件数日本一(累計3,500件)であり、専門ノウハウと対応の良さで紹介者から絶大な支持を得ている相続専門税理士法人。代表社員税理士・天野隆には『いま親が死んでも困らない相続の話』『大増税でもあわてない相続・贈与の話』『親に何かあっても心配ない遺言の話』(いずれもSB新書)ほか多数の著作がある。

「2013年 『親子でつくるエンディングノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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