恋は、あなたのすべてじゃない (青春文庫) (青春文庫 い- 20)

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  • 青春出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413094146

感想・レビュー・書評

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  • 失恋したときに読みました。
    心の整理がなかなかできなかったので、この本を
    読んでちょっとなぐさめられたように思います。
    すこし前向きな気持ちになれました。

  • 石田衣良が、現代の女性のために語った、恋愛についてのあれやこれやです。

    ハードな現代生活の中で、女性達は非常に恋愛しにくい状況になっています。仕事と恋愛の両立なんて無理!!とか、周りは射程外の男ばっかり、良い出会いなんてどこにあるの?とかとか。そんな悩みにお答えするのが、彼ですよ。
    女性の問題について男性が語ると、嘘くさー、となったりしますが、石田さんが語るとすんなり受け入れられるのが不思議。納得する部分や、共感する部分も多くありました。
    けれど、私はあえて星三つで。何故かというと、ちょっと石田さんの語る恋愛観は綺麗でちょっと理想的すぎるから。そんなに上手くいったら、世話ねえよ!な感じで。

  • 恋愛比重たかすぎて、彼氏に重荷になりたくないときに見つけた。
    自戒のために時々読み返すよ。

  • 読了

  • 恋愛至上主義の私が、敢えて読んでみたかった一冊。

    共感できる部分、納得する部分、理解できない部分。

    いろんなことを感じて、ちょっと心が軽くなって、やっぱり恋することは素敵だなぁと思いました。

  • 新しい出会いが欲しいと焦っていた時に手に取った1冊。
    石田衣良さんの言葉選びは素敵で焦っていた気持ちが落ち着きました。
    恋に悩んだときにまた読みたい本の1つです♪

  • 恋するコトに疲れた時に。

  • 片づけして残ったものが自分を表すショーケースというのは面白い考え。
    人生から面倒をなくしたら、つまらない。
    自然体で生きる。
    自分の心に聞いてみる。

    恋だけでなく、女性への応援本。
    心が軽くなる本。

  • 「仕事も大切、自分ひとりの時間も大切、それ以外の人生の喜びのひとつに恋愛もある」

    「恋は薄いほうがいい」この“薄い”というのは、恋愛自体を薄くしてしまうという意味ではなくて、気持ちに余裕をもつということ。恋愛に向かう気持ちは100%だったとしても、それを相手に表現するにあたって、ある程度の節度や自分らしさを保ちましょう。

    ほほーう。
    なるほどね。
    人生の喜びのうちの、ひとつね。
    そうだよね。

  • エッセイ。

  • 石田衣良さんは、スマートな人なんだなぁ、と感じる本。

    押し付けじゃない文章だし、
    恋愛だけじゃなく、女性の生き方について提案してる感じ。

  • 恋だけじゃなく、いろいろな面で立ち止まってしまいそうなときに、少し前に進むてがかりをくれそう。

  • 単行本をまず読んで、文庫版も読んだ。
    小説は有無を言わさず素晴らしいが、その根底にある作者の考えも垣間見える本だった。
    恋は人生の一部、そう思って楽しみたい。

  • 人生のなかで
    そんな美しいものばっかり求めて
    生きてくって
    かえって薄っぺらくないだろうか。

    人から認められるナチュラルは
    決してあるがままではなく、
    大きな嘘のなかで
    存在しているということ。

    自然体に生きることと、努力しないで
    怠けて生きることは根本的に違う。

    柔らかさの無い強さは弱さと同じ

    相対的な強さをもつこと。
    価値観を捨てて見る目を磨く。

    結局、いい恋愛とは
    よく生きることと同じ。

    あーなんか勇気でた。がんばろ。笑

  • 恋愛に対して女子に向けて書かれたエッセイ。

    恋愛に関する内容は特に感じる部分は無かったけれど、ナチュラリティーとリアリティーの下りが説得力があってなるほどと思った(引用を参照)

    石田衣良の作品は初めて読んだのだけれど、文章が淡々としているというか普通というか、小説でもこんな感じだとしたらストーリー先行のタイプの昨夏なのだろうなと思った。
    今度何か彼の小説を読んでみよう。

  • 口語調な感じが好き。おだやかで冷静で確かな言葉。この人の考え方、好きだな〜。

  • 石田衣良は本当に読みやすい。そして優しい。確信ついてる。
    現代社会における女子の不安をよくわかってる。
    男性視点も教えてくれるし、女性視点も持ってるし、この人本当すごい。

  • xx asaka xx

  • 小説で見せる瑞々しさとはちと違う石田衣良。


  • エッセイ集

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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