悩みの9割は歩けば消える (青春新書プレイブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413210935

作品紹介・あらすじ

不安、怒り、イライラを感じるとき、問題の解決策が浮かばないとき、ほんの数分歩くだけでも気分が晴れたり、「こうすればいいのか」と思いついた、という経験は誰でもしているだろう。歩くとなぜスッキリするのだろう? 精神科医で禅僧の著者が、脳、心、体、マインドフルネスといった様々な角度から、科学的なエビデンスと禅の考え方をベースに「歩く」に光をあてる。

感想・レビュー・書評

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  • 「心ここにあらず」にならないよう「今ここ」に集中すること。そのためには歩行瞑想と呼吸瞑想。一歩一歩を感じること、息を全身で感じること。ドラクエやピクミンは削除した。今もVoicyやスタエフ、音楽は聴きながら歩いてるけど、それだけでもリラックスできてる。たまには自然の音を聞きながら歩いてみるのもいいな。
    68冊目読了。

  • 自慈心と自尊心の違いを説明したうえで、実は自慈心の高い人は自尊心も高く、かの有名なガンジーもそうであっただろうと考察。
    自分を慈しむことができないと他人も慈しめない。
    これは頭ではわかっていても、実践するのはなかなか難しいと思われる。
    まずは気づき、次に考えを改めていけば、少なからず世界は好転していくのだろう。ウォーキングと瞑想の効用には相乗効果がありそうだ。

  • 2022年4月27日「スッキリ」で紹介
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50120800

  • 歩きながら瞑想を行う。
    基本 足の裏の感覚を持ちながら。ラベリング 雑念
    応用 吸いながら2歩歩き、吐きながら4歩歩く。
    呼吸瞑想
    吊革瞑想 客観視する電車を見下ろす

  • 部屋の中でじっと悩んでいるより歩こう。
    「ちょっと一服」よりも「ひと歩き」。
    脳のデフォルト・モード・ネットワークについてよく分かった。

  • これまで、集中力を高めるため瞑想をモノにしようといくつかの本を読んできたが
    、何度も挫折してきた。瞑想の世界で最も一般的である呼吸瞑想は、どうしても自分のような落ち着きのない人間には、集中力が持続しないため、常に三日坊主で終わってしまっていたからだ。
    本書では、呼吸瞑想は頑固な人間に向いている一方、歩行瞑想は落ち着きのない人間に向いているとも書かれており、歩行瞑想は自分にもあっているのではないかと感じた。
    歩行瞑想の実行にあたり、特に参考になった部分は、室内での歩行瞑想のスピードに関するところだ。長さ1.8mのヨガマットの往復を2分で行う速度だと書かれていた。今まで、自分はもっと早いスピードで室内歩行瞑想をしていたが、この超スローペースで実践したことにより、シックリできるようになった気がする。

    今後とも、試していきたいと思える内容だった。

  • なぜ、考えてもスッキリしないのか。原因は脳の疲れにあった! 精神科医・心療内科医で禅僧でもある著者が、たった1分で脳の疲れがとれる歩き方「マインドフル・ウォーキング」を紹介。

    昼休み少し歩いてみたけどいい感じ。

  • 書いてあることはシンプルだが、それが医者であり住職でもある筆者が語ると説得力を増す。

    基本的には「”歩く”ということがマインドフルになる」という事だけ。
    読み終わって、歩き方の図をコピーしたがそれで全て。

    あとは実践しないとこの本の価値は生まれないのだろう。
    とりあえず、少しずつ意識して歩き、座ってみようと思う。

  • 歩くことの効能、身体を動かすことのメリットをもっと知りたくて読んでみた1冊。「ただ歩くだけでも医学的にメリットがある」という本や「上半身もこう使うと効果的」というウォーキングの本は読んできたけど、これは違ったアプローチで「瞑想」に近づくためのウォーキングというアプローチで新鮮でした。しばらく暑すぎて外を歩き回る気にならなかったけど、少し涼しくなってきたしまた歩き始めてみようかな。脳をリセットする意味合いでウォーキングを活用する、という考え方もあるんだな、と思った1冊でした。

  •  悩みはそれほどないですけど、毎日歩いてますw。8000歩ぐらいでしょうか。川野泰周氏、精神科医であり、かつ禅寺の住職とか、「悩みの9割は歩けば消える」、2017.9発行です。歩くことを推奨されてる本ですが、流石住職、随所に宗教的な色彩が浮かんでます。歩くのも忘我の境地でただ歩くと。(ウォーキング・ハイの状態と思いますが)言葉を変えれば、足の裏の感覚や呼吸の感覚にしっかり注意を向けて歩くことだそうです。
     川野泰周「悩みの9割は歩けば消える」、2017.9発行、再読。歩くことの効用を、精神科医、心療内科医的視点から解説した書です。私には分かりにくかったですけど、歩けば気持ちよく幸せな感覚になることは、経験上わかっています(^-^)

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著者プロフィール

川野 泰周(かわの・たいしゅう)
精神科・心療内科医/臨済宗建長寺派林香寺住職。
精神保健指定医・日本精神神経学会認定精神科専門医・医師会認定産業医。
1980年横浜市生まれ。2005年慶應義塾大学医学部医学科卒業。臨床研修修了後、慶應義塾大学病院精神神経科、国立病院機構久里浜医療センターなどで精神科医として診療に従事。2011年より建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行。2014年末より横浜にある臨済宗建長寺派林香寺住職となる。現在寺務の傍ら都内及び横浜市内のクリニック等で精神科診療にあたっている。
うつ病、不安障害、PTSD、睡眠障害、依存症などに対し、薬物療法や従来の精神療法と並び、禅やマインドフルネスの実践による心理療法を積極的に導入している。またビジネスパーソン、医療従事者、学校教員、子育て世代、シニア世代などを対象に幅広く講演活動を行なっている。
主な著書に『人生がうまくいく人の自己肯定感』(三笠書房)、『「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方』『精神科医がすすめる 疲れにくい生き方』などがある。

「2021年 『半分、減らす。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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