肺炎は「口」で止められた! (青春新書プレイブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413211017

作品紹介・あらすじ

「飲み込み力」が低下していなくても、誤嚥性肺炎は起こる! 原因は、眠っている間に起こる「不顕性誤嚥」。それを防ぐには「口腔ケア」が効果的なのです。介護施設で口腔ケアを実施したところ、肺炎が4割減ったという報告もあります。本書では、単なる歯磨きではない、「病気にならない」口腔ケアのヒントをお教えします。

感想・レビュー・書評

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  • 食べること、しゃべること、口は長寿の門とはよく言ったものですね。口腔ケア、口腔トレーニングの大切さをわかりやすく説明してある本です。米山武義 著「肺炎は口で止められた」、2017.11発行。口腔ケア(予防)によって、肺炎(細菌)や風邪(ウィルス)予防効果もあるそうです。ポイントは①まず歯間ブラシ ②歯の裏から ③奥、詰め物、かぶせ物を重点に ④柔らかく小型のブラシ ⑤舌も磨く。口腔トレーニングは、空嚥下・空咳・深呼吸、顔・頬・口・舌や首・肩の運動、発声・歌など。虫歯がなくても歯医者に行く習慣がつくといいですね!
      米山武義 著「肺炎は口で止められた!」、2017.11発行、再読です。歯科医の著者は「健康長寿のカギは口にある」と仰ってますが、私は、健康長寿のカギは、口は勿論ですが、体全体、どこもかしこもだと思っています(^-^) 口腔トレーニング:「パンダの宝物」を唇と舌をオーバーアクションにして発音する。噛むことの8大効果:「卑弥呼の歯がいーぜ」肥満防止・味覚発達・言葉はっきり・脳発達・歯丈夫・がん予防・胃腸丈夫・全身OK。
     噛む力、咀嚼する力、飲み込む力・・・。口腔トレーニング、口腔ケア、重要ですね。いろいろ紹介されています。要は口を動かすこと、舌を動かすこと、顎を動かすことだと思っています。私は大きな声で「あいうえお」「ぱたから」、舌を出して上下左右、顎の上下、首回し、肩の上げ下げなどをしています。また、月一回歯医者さんで口腔ケアをお願いしています。話す、笑う、歌う、読むも実践的なトレーニングですね(^-^)

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著者プロフィール

1954年静岡県生まれ。歯学博士。医学博士。日本老年歯科医学会指導医・認定医。日本歯科大学卒業後、同大学歯周病学教室助手を経て、1981年スウェーデン・イエテボリ大学に留学。1991年米山歯科クリニック開業。早くから高齢者における口腔ケアの重要性に着目し、介護施設で口腔ケアと誤嚥性肺炎の関連を調べる研究をおこなう。クリニックでの診察のほか、訪問診療や介護施設での口腔ケアの指導にも力を入れており、約40年にわたり在宅医療をサポートしている。

「2017年 『肺炎は「口」で止められた!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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