老後の資金　10年で2倍にできるって本当ですか？ (青春新書プレイブックス)

著者 : 上地明徳

• 青春出版社 (2019年10月19日発売)

作品紹介・あらすじ

貯金ゼロでも、経済知識ゼロでも、投資経験ゼロでも大丈夫！　将来のためのお金・老後資金を誰でも無理なく２倍にできる「ほったらかし積立」投資術を、どこよりもわかりやすく紹介。この投資法なら、たとえこの先リーマンショック級の大暴落があっても心配いらない。

感想・レビュー・書評

[yusanyaさんの感想 · 2023年4月29日]

知識の有る無しで1,000万円損をするとの前書きから始まる
・GPIFようやく改革が始まったが、日本債券が35％も有るのは頂けない。他の国は株式6割～8割
・1,000万円作るのに毎月1万円で28年　2,000万円作るのは僅か8年　福利効果！
・投資信託　外国株と新興株で決まり　債券は、厚生年金の中ですでに35％運用されているので不要
・積み立て投資は下落が大きい程運用実績が良くなる
・2019年　先進国対新興国　6:4
　2050年予想　　　　　　　3:7
・外国株式長期ﾘﾀｰﾝ実績　7.6％
　新興国株式長期ﾘﾀｰﾝ実績　8.4％
　

[角野信一さんの感想 · 2021年4月4日]

宇城市立中央図書館2021.4.4
2021.4.6読了

[ななさんの感想 · 2020年6月6日]

これを読んで日本株と債券を売り外国株と新興国株、一括ドーンとやってたのを積立に切り替えた。まだこれでいいのかわからないけど色々調べてみる気になった。

[むーさんの感想 · 2020年5月3日]

インデックス投資について解説した良書。
先進国株式を軸に、債券（守り）or新興国株式（攻め）の組み合わせを推奨している。
国内株式、債券に関しては世界に対する影響度が小さいため、無視しても構わないとバッサリ。そこに悪意は無い。
出口戦略に対しても詳細に解説している。
リスク許容度についての解説を足してもらえるとさらによかった。

新書一冊分のボリュームに収めているため、補足編として、金融機関の選び方や実質コスト、リスク解説を補っていただけるとなお良い。
逆に新書一冊に上手くまとめているとも言える。

著者プロフィール

1958年東京生まれ。オンライン金融ビジネススクール「上地ゼミ」主催者、一般向けには同じくオンラインで学べる「アール宅配便」を通じて長期国際分散投資の啓蒙活動を行う。また、信州大学経営大学院特任教授としてファイナンス科目を担当。
早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了、 米国モルガン・スタンレー証券にトレーダーとして入社。 1998年、日本初の投資信託専門証券会社の設立に参画、同社にて専務取締役。その後、米国大手資産運用会社にてアドバイザーを歴任。
『ダマされたくない人の資産運用術』（小社刊）のほか著書・論文多数。2014年、大阪銀行 協会より論文『銀行の投資信託販売と投資家の行動バイアス』で優秀賞を受賞。2016年、『年金民営化の経済分析』で特別賞受賞。

「2019年 『老後の資金　10年で２倍にできるって本当ですか？』 で使われていた紹介文から引用しています。」