やせられないのは自律神経が原因だった!

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  • 青春出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413230483

作品紹介・あらすじ

何をしてもやせられない、体重は減ったはずなのに脚や二の腕が細くならない……。つらいダイエットをしても自律神経がきちんと機能しなければ、やせることはできません。食欲コントロール、脂肪燃焼のカギを握るのは自律神経だからです。本書では、自律神経を活性化し、「やせ体質」に変わる方法をお伝えします。

感想・レビュー・書評

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  • 特筆すべきは、糖質を摂っても脂肪にはならないと書かれている点。糖質を摂って脂肪が増えたのはラットでの実験結果で、人間には当てはまらない。1999年アメリカの生理学会でジャクア教授により余った糖はほとんど脂肪にならないことが証明されている。炭水化物を普段より1000㎉とっても体脂肪に変換されたのは1日10グラムだった。とのこと。もっと調べる必要アリだなと感じた。
    脂肪1キロは500mlペットボトル2本分。糖質制限で2キロ痩せても、果たしてペットボトル2本分の体脂肪を消去できたのか?いやできていない。減ったのは水分と筋肉。はじめ数ページでイラストと一緒に説明されていて、説得力があった。ではどうしたら見た目痩せられるのか?とても続きが読みたくなって、いい導入だなと感じた。
    自律神経は整えるのではなく、鍛える方向でとしている。日中こまめに動き、コーヒーを飲み、カレーやキムチを食べ、夜は休む。食事はいつもより2割少なく。カロリーを気にしすぎない。お腹の声に耳を傾け、食べる量を決める。いつもおなかペコペコの場合はストレスによるものが考えられる。発散には運動が最適。
    P174 の挿絵
    素敵女性がお腹を見て「すいた?」対してお腹が「すいてないよ」と答えている。絵が秀逸。コピーして飾ろうかしら。
    ダイエット中の食事割合は、炭水化物:たんぱく質:脂肪=6:2:2.炭水化物は減らすのではなくしっかりとり、満腹感を得よう。ただし脂肪分は極力減らす。
    自律神経が鍛えられるのには時間がかかる。あきらめずにちょこまか動こう。

  • 目新しい情報なく。

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著者プロフィール

1950年兵庫県生まれ。京都大学名誉教授、京都産業大学・中京大学客員教授。
NPO法人EBH推進協議会理事。株式会社おせっかい倶楽部社長。1980年に南カリフォルニア大学大学院博士課程修了(スポーツ医学、Ph.D.)。テキサス大学、京都大学教養部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、2016年 から京都大学名誉教授、京都産業大学・中京大学客員教授。専門は応用生理学と スポーツ医学。2019年1月、西村周三元京都大学副学長とともに予防医療、予防医学を啓発する組織である株式会社おせっかい倶楽部を設立。著書に「京大の筋肉」「京大の筋肉2」「定年筋トレ 筋肉を鍛えれば脳も血管もよみがえる」(吉田直人氏と共著)など多数ある

「2019年 『おサボり筋トレ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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