感情に働きかける面接技法:心理療法の統合的アプローチ

  • 誠信書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784414414219

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  • 人間性心理学の基本知識や哲学の基礎知識があれば、誤訳しない箇所が散見される。内容自体は興味深いが抄訳なのでご注意を。
    理論の説明の章では、感情や情動の研究知見や認知心理学のトピックを知っておかないと理解しづらいところが多い。実践では、ゲシュタルトやフォーカシングなどを体験しておかないと雰囲気が掴めないと思う。
    結論としては、統合指向の心理療法故の荒削り感と野心性がおもしろいが、ややもすると収斂しきれていない実践のアマルガムという印象を持った。いずれにしろ、初学者には訳と内容共にお勧めできない。

  • 2章が大事 原則の説明
    p64 共感的波長合わせ
    p66 共感的選択 p80
    p71
    p78 促進する方法
    p81 成長選択と共感的波長合わせ治療的絆の矛盾

    3章はすることしないことの説明
    p86 表3-1
    p89 反射と解釈の違い
    p93〜 共感的探索
    p98 探索的質問
    p100 共感的推測
    p101 注意の示唆、行動示唆、課題構成、気づきの宿題

    4章 ある特定の状況での反応の具体例を話すことができ、クライエントにとって意外だった、しっくりこない、困惑、不合理、予期せぬ、変な反応であり、クライエント自身がそれを問題だとみなしている
    例えば、親が来所するとなぜだか緊張するとか?
    体験探索、追体験
    PRP(問題反応点)p122
    p128 介入作業
    p129、130 セラピストの反応
    p134〜136、141〜142、144〜147 例
    情動反応なら気持ちの側を探索する

    5章 はっきりしない、何かがおかしい、しっくりこない、漠然とした感じ、はっきりと言葉にできない、象徴化できない
    p153 外在化型
    p154 行き詰まり(圧倒された、支離滅裂な、頭の中がこんがらがった、混乱した、まとまりがない、不安だ、頭の中が真っ白だ、行き詰まった、空虚だ)
    p155 フォーカシングの課題遂行モデル
    p156 フォーカシング課題の解決度尺度
    p163 フォーカシングにおける介入作業
    p166 準備を手伝うセリフ

    6章 2つの対立するスキームが同時に換気されている、衝突する2つのスキーム、葛藤、社会的規範vs感情と欲求、評価または自己に反する強制的力の利用がある
    p183 内的、外的きっかけによって同時に喚起されるか、どちらかが喚起されると続いてもう一方が喚起される。これが葛藤の体験へとつながる。これは「すべき」と命令を与える社会の諸規範と、有機体的感情と要求を含むスキーム群との間に起こる葛藤であり、気づきにもたらされ、変えられねばならない。
    うつの諸形態を生み出す要因
    自責的ってこと?
    p185 自己に対する評価分離や自己強要分離は面接において最も生産的な心理過程を生みやすく、最も重要な種類の葛藤分離である。
    内的批判者と体験する自己
    p189 積極的表現→注意を傾けること→体験検索過程
    統合的自己受容
    p191 解決過程のモデル
    p192 解決度尺度
    p198 セラピストの介入作業
    「ということは、それをしたいあなたがいて、しかし一方で本当にそれを怖がっているあなたがいるようです」
    「今の時点で、あなたはどちらの側面の感じが強いですか?」
    「その側面から話すことはできますか?何を感じているのでしょうか。何を望んでいるのでしょうか」
    「もう一方の自己に何を感じ、何を望んでいるのか伝えてください」
    p204 体験者→「私は」、批判者→「あなたは」
    葛藤分離
    2つの椅子

    7章 不健康な過剰調整、感情反応やその表現傾向を無意識のうちに常に決まって自動的に中断させる
    自己中断分離、自己に反発する中断的行為が強調される
    2つの椅子

    8章 未完了の体験
    人生における主要な発達課題において、重要な他者との間で長期にわたって蓄積された未完了の課題
    トラウマ
    空の椅子

    9章 極端な傷つきやすさ
    p313 セラピストと対人的接触を保ちながら、その時点で体験される極めて強い傷つきやすさの感情を表すことである。
    p317 傷つきやすさの指標におけるモデル
    p318 主要な焦点は最終的により肯定的な主体的自己感へと導くように、クライエントを一貫して尊重しながらその体験を共感的に理解することに当てられる。
    共感的肯定

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