- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415088174
作品紹介・あらすじ
ひととき心を通わせた少女・さちの喪失の痛みから回復しつつある魚住。ある朝彼は微妙な関係を保っていた久留米に突然キスをされ、その意味を図りかねて大混乱。しかもそれを相談した相手が魚住に一目惚れした男だったから久留米は大慌て!ついに一線を越えちゃった魚住と久留米の人気シリーズ第4弾。
感想・レビュー・書評
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2010.02. やっと、ふたりがくっつく(笑。松阪牛を犠牲にして。ここでBL要素発揮という感じだけど、それを越えてももっと読まれたらいいのになぁと思う。「過敏症」というタイトルがぴったりすぎ。
2005.10.07. ううーん、魚住くんえっち。想像して、こんな男の子(もう20代後半ですが)いたら、ほんと周りが大変だよなぁと思う。ファイト久留米。っして、夏目。あんた気持ち悪すぎ、病気だよ、こわいよー。マリちゃんと安岐さんは、きっとうまくいくと思うわ♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<※男性同士の恋愛を扱った作品です>んーと、ラヴいです。表紙の目線がまず熱いし。「マスカラの距離」「スネイル・ラブ」では、ノーマルな女性と男性の恋愛模様も描かれます(前者に出てくるのは女装した少年ですが…)。脇役の存在感もこの作品の魅力でしょう。
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甘い。前作とは打って変わって、読んでいてこっちも顔が赤くなっちゃいます。いい雰囲気になりました。
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魚住くんシリーズ 第4弾。
ここにきて、ようやく・・・
外部的刺激を受けて、背中を押された久留米の行動が
ものすごく直球で彼らしかったです。
そこが、フクザツな環境で育った魚住にはいいのかもしれないですね。
今回、マリちゃんの母親というのがでてきて、過去が少しわかりました。
もうなんていうか、マリちゃんが気の毒っていうか・・・
母親しだいで子供はかわるのだなぁと実感。
まさかココで、こんな形で登場するとは思わなかった!
というキャラが2名。
2巻目の書き下ろしで登場した男の娘(?)と
魚住をゴーカンした男の人。
男の娘はマリちゃんの話で本編には関わらないです。
サリームと出会って欲しかったかな?
本編では、初登場の安藤さんの幼馴染(ゲイ)を中心に
人々が繋がってる感じで、世間は狭い(BLにおいては特にwww)ですね。
いよいよ、次で最後。
どんな風にお話が終わるのか、楽しみです。 -
とあるバーでのシーンで「あ~あ~あ~wwww」ってなったり、マリと馨の繋がりを知ったりして、案外ホントの(小説の中でない)人生も知らないうちに色々どっかで絡んでるのかもしれないなぁなんて思った。
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意外にすっとくっついた。
ひりひりする。 -
魚住と久留米の少しずつあるいは一気に近づく距離が微笑ましい。この巻はマリさんの番外編?という感じ。でも、ホントいい女!
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魚住くんシリーズの最終巻です。
人は生きているんだ。死んだ振りをしたって死にたくったって生きている。
人間の振りをしていても死んでしまう人もいる。人間って複雑なようでシンプルでもあるんだなぁと思わせてしまう。
そういう「死」というものが過去から振りまかれている人間が主人公である魚住真澄。
そのお相手は(笑)、そんなことがどうでもいい、と言うかあんまし気にしても意味がない。生きていることがいいのだ。そういうことを言う(かも知れない)男、久留米充。
彼らを中心にほのぼの(じゃないことのほうが多いけど)話は進みます。
周りの人たちもいい味出してます。時にはものすごく悲しいですが。
響子ちゃん好きです。マリさんも好き。サリームも。
そういうシリーズの4巻です。くっつく巻です(笑)
身も蓋もないけど待ってた甲斐がありました。
最終的に結局、久留米さんが負けました。負けたとは久留米さんは絶対言わないのだろうけど(笑)
とにかく。彼らは彼らなのです。いつまでも自分の行く道を探していく人々。でもあの二人が近くにいたら遠目に見てそうです。だって目立つから…。