- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415309873
作品紹介・あらすじ
「天地創造」から「最後の晩餐」まで一冊でわかる。『旧約聖書』と『新約聖書』それぞれわかりやすく紹介。
感想・レビュー・書評
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聖書の内容に沿って絵画を引用し、ストーリーや作者、絵の特徴について詳しく解説がしてある。わかりやすい!絵の勉強にもなるしキリスト教の勉強にもなって一石二鳥。買ってよかったと思える本。
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EVERNOTE登録済み
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「天地創造」から「最後の晩餐」まで一冊でまるわかり。西洋画を観たいと思った。国立西洋美術館に行こう!いつかオルセー美術館にもいきたい!!
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改めて旧約聖書では神が人間を試すシーンが多い。
会社の上司が部下の忠誠を試しているかのように。
自分の子供でさえ神は殺せと言う。
神って…。
新約聖書では主にイエス・キリストのが何をやったかがメインに描かれている。
先週読んだ名画と聖書の本の影響受けていて、
文章の書き方や解釈にだいぶ違いがあるんだなと思った。 -
カラーで、覚えやすい。
イタリア後、また絵画に興味を持てました -
図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」
クラブ・サークル名 卓ゲヤロウズ
請求記号:193/Is
所蔵館 2号館図書館 -
ユダの福音書についても記述があったことに驚いた。
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友達に勧められて図書館で借りて読みました
カテゴリ分類はちょっと違うかも^_^;
西洋の宗教的な合唱を歌うときにこういう本を読んでおけば
どういう場面なのかのイメージ作りに役立ちますね
中世の画家がいろいろな意図をこめて絵を描いていたのもわかり
とっても勉強になりました。
実際にここからさらに、この場面の有名な合唱は誰の作曲の
どこの部分にあります、まで書いてくれたら助かるなあ ^_^;;
バラバって叫ぶところは、シュッツの、演奏は誰それのを聴け!
とか書いてあるとさらにいいなあ。 -
とにかく綺麗だし分かりやすい。
図説みたいなかんじで様々な画家の絵が見れる。 -
ヨーロッパの美術館・教会に行くと必ず宗教画があり、それをみてひそひそと指差しながら話す観光客をよく見かける。
正直言って個人的には宗教画自体はそれほど好きではないが、そこに書かれている意味が分かればもう少し豊かな観賞が出来るんだろうとは思う。
ということでこの本の知識が身に付いていればなぁ、と切に感じた次第。 -
名画の解釈と共に、聖書もちょっとかじった気になれる…お得な本。
イタリアの思い出(新婚旅行一回きりだが)に浸りつつ…
じっくり読み進めております。
(読み終わり、)たいへんおもしろかった!
聖書の初歩の初歩と、
ミーハー趣味でもわかる有名な絵の解説がついて、
たのしく読めた。
全ページカラーで、きれい。
ギリシャ神話版も希望。 -
この本には『旧約聖書』と『新約聖書』の間で起こった象徴的なエピソードを詳しい解説とともに収録しております。これ一冊で聖書の世界はある程度つかめるといっても過言ではありません。
この本はかねてから読みたかったので手にとって読んでみることにいたしました。肝心の内容はというと、旧約聖書と新約聖書の中での出来事を有名な絵画とともに作品の背景になったエピソードや絵画の解説がカラープリントの絵と、詳細な解説によって構成をされております。この一冊をまるまる読めば、聖書のあらすじはもう理解したも同然だともいえるくらい、非常に濃ゆい内容になっていて、僕も正直、読み終えるのに骨が折れました。
僕は高校時代に聖書を読んでいて、聖書の中(特に旧約聖書)には人間の弱い部分やずるい部分に始まり、かなり残酷な話が記述されているわけなんですけれど、今回こうしてこの本を読んでいるとそのときに感じたものが絵画という形によってより生々しい形で自分に迫ってきます。旧約聖書の人類最初の殺人といわれるカインが弟のアベルを殺した絵は(僕は今回はじめて知りました)バルトロメオ・マンフレディという画家の手によるものでまさに殺人が行われようとしているところを描いたものなので。そこには鬼気迫っているというのか。なんというのか、そういうものを僕に感じさせてくれました。
そして新約聖書のほうではレオナルド・ダ・ヴィンチの描いた『最後の晩餐』にやっぱり魅入られてしまいましたね。イエス・キリストが
『この中に1人、私を裏切ろうとするものがいる』
といって12使徒が驚愕の顔をしている有名な絵ですが、この絵は壁画なんだということをこの本を読んではじめて知りました。驚愕しているほかの弟子の中でもイスカリオテのユダだけはしっかりと銀貨30枚が入った袋を握り締めている。そんなところまでが描かれている。僕はこれを実際に現地で見たいという衝動がこれを描いていて、自分の中から沸き起こっているのを感じるんですけれど。それが実現されるのは、いったいいつのことになるのやら…。 -
日本人にとってなじみの薄い聖書という書物。その割には、意識せずともその情報が断片的にそれとは知らずに入ってきている世界的書物。
そんな聖書の内容を、名画を引用することで再構築。
旧約、新約聖書のストーリーから、引用された名画の特徴や由来、その作者まですんなりと頭に入っている、この構成力は見事!
つくりやデザインが参考書ライクだが、それがまた身近に手に取りやすくさせいているのかな。
とにかく久々に「勉強になった!!」と感じることのできた一冊。 -
聖書の物語のあらすじと、その場面の有名な宗教画を紹介し、両面から学ぶことのできる本。数多くある宗教画の根本的な構図を理解するとこができ、聖書の世界と、宗教画の世界を理解する手助けになる。これから学ぶ人へもおすすめの一冊。
ただ、少しレイアウトや書いてある場所が分かり辛く、たまにストレスがたまるのが残念。こういうものは、先に絵に目が行ってしまうと思うので、そちらから導入した方がよかったかも。 -
名画とともに聖書の内容につい説明する、両方分かってお得な本。フルカラーなので綺麗で見やすいし、内容も重要な点をピックアップしてあったり、はみ出し情報とかも結構楽しめました。