- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415400617
作品紹介・あらすじ
「一日24時間じゃ足りない!」「もっと時間があれば…」ちょっと待って!本当にそうでしょうか?どんなに時間がたくさんあっても、充実していなければ意味がありません。むしろ時間がたくさんあったほうが、うまく使うのは難しいのです。限られた時間を有効に使って、あなたの「人生の時間」を、もっと充実させましょう。
感想・レビュー・書評
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#図書館
#評価の背景
2008年出版なので、今読むとノウハウは既知のことが多く、一般的になっている情報が多いが、これから働くかたはには参考になることがあるかも?
#本から受け取ったメッセージ
人と会うと人生豊かになるし、仕事に生かせることも。
#心に残った文章(抜粋)
p174:ときには見返りを求めずに、自分の得意なことを人に教えるという情報発信をすることで、道が開けることもあります。
#Action
かねがね情報発信はしたいと思ってるので、試しにポッドキャストをやろうと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半は女性向きのような感じで書いてあるが、後半は、いまどきの定時(強制?)退社時代にはマッチしている内容。男性でも参考になる。
定時帰りとは直接関係ないが、旦那の協力を得ていく過程での、クイックルくるくると「ひろしくん斬新!」には、参った。
[private]以下注目点
・海外の裁量労働制では、出した成果だけでなく、かけた時間も判断材料となる。P.22
・ミニ締め切り P.68
上司にアポを入れて、事前に見てもらう。プレゼンなら、1W前と3日前とか。
→提案資料、DR資料などに応用できそう。
・小さな用事は、そのとき処理するのがいちばん
おおきな仕事だけでなく、ささいな用事も、先送りすることで、時間を圧迫する原因になる。p.70
・仕事のスケジュールを立てるときには、ひとつの仕事の前後30分ずつを、準備と片づけの時間として確保しておくことが必要なのです。終わった仕事の書類は、ファイリングするかシュレッダーにかけて、机からなくなった状態で、次の仕事の書類を広げることが大切です。P.85
・分厚いファイルに1〜31の数字が振ってあります。つまり1ヶ月の中の日付を意味します。必要となる日が分かっているファイルは、その日付のポケットに入れてしまうのです。
・実は、「○○さんのおかげで」というのは、物事がうまくいく魔法のワードなのです。p.102
・「その話はとても重要なので、お時間とってちゃんとお話させていただけませんか」と提案する。
あなたの時間を有効に使うためにも、「あとで」を上手に言えるようになりましょう。P.109
・仕事を受け取るときには、その場で必要なことをすべて確認しておくことが大切なのです。たとえやりかけの仕事があっても、とりあえず脇において、新しい仕事の説明を聞きましょう。 P.111
・仕事の内容について
・仕事の目的について
・いつまでにやる仕事なのか
・どのレベルでやる仕事なのか
説明を聞き終わったら、頭の中でシミュレーションをして、「私はこういうふうに仕事を進めようと思うのですが、よろしいでしょうか?」と、その進め方が間違っていないかどうかまで確認することも大切です。P.112
・3つの仕事を平行してやるのが効率的にすすめるコツなのです。短い時間で集中してやることが、集中力を高めることにつながります。p.123
・同時並行術のいい点は、「もし途中で時間がなくなってしまっても、被害が少なくてすむ」ということです。
P.124
・メールは新しいものから読む。P.127
・取り急ぎ、お礼まで。取り急ぎ、用件のみで失礼します。 P.129
・お手本メールフォルダに保存する。P.129
・プレゼンがうまくなる秘訣は、実践練習 P.138
・プレゼンがうまくいかない理由 P.140
口癖、ネガティブワード、感情がこもってない、無駄なデータが多い。
・乗せられなかったデータは、スライドの最終ページの後ろに入れておく。P.143
・プレゼンを作る前に、以下の図を作る p.145
「現在の問題」「自分の提案」「解決された未来」
次に、図を元に文章を書き起こしてみる。箇条書きではダメ。
・起承転結 P.146
起:課題・危機感の共有。〜の問題を抱えています。
承:課題の背景。〜という理由からです。
転:解決策の提案。〜という方法で解決できます。
結:未来像を見せる。解決後は、こんなに幸せになります。
・プレゼンの目的 P.146
「相手が抱えている悩みや課題を解決すること」
・サスティック P.151
在宅勤務者用のセキュリティツール
・手帳だけ見ればOKとなるようにする。P.154
連絡先、乗り継ぎの方法、やるべき仕事
・3分以上かかる仕事はすべて手帳に書き入れている。P.155
・「乗り越えたいんだけどアドバイスくれない?」前向きな相談 P.163
・自分が貢献できる場所にでかける P.168
・ギブ・アンド・ギブ P.173
見返りを求めずに、自分の得意なことを人に教えるという情報発信をすることで、道が開けることもある。
・しわ伸ばしスプレー P.187
・まずほめて、それから直してほしいところをお願いする。P.200
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著者がキャリアウーマンであり、母あり、妻であるからこそ納得度が増す。
締切があると集中力が増す
周りを巻き込む
残業などがどう悪影響なのかを考える -
マーケティングとか営業の人向きかも。バックオフィスだと街のトレンドとかが仕事に生きることはそうそうない。
長期的な視点からは自分のためにも家族のためにも働くべき、というのは納得。
けっこう偏りがあるかも。無理矢理予定を入れろ、というのも、何もしないことに充実を感じる人もいるから。人それぞれ。自分にとって何がストレス発散になるのかは自覚しておくべき。
切り取られた仕事はつまんない、共感。夫の家事能力を小バカにしたような見方、よくない。彼なりの考えもあるかも。
ーさんのおかげで早く終わりました、と上司に報告
相手に安心感を与えるコミュニケーション
他の人の仕事も自分の仕事
仕事も家事もマルチタスク
印刷しない
自分を支える柱を何本も持っておく
ストレス発散ー運動、人と話す、寝る
キャリアアップー見返りを求めずに自分の得意なことで役立てる場所に。
少し先の自分の問題解決に役立つことに時間を投資
仕事でも育児でも切り取られたものはつまらない。夫に長時間任せるべき。気づきと喜びがある。絆や愛情も深くなる。
全部任せて最初はほめる。ここがもったいないとか、ここはどうしたらいいと思う?とか。
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母、妻、社長の小室 淑恵さんの文庫本。
読みやすくて、小室さんの主張がスッキリかかれている本。
以下、気になったフレーズを抜粋
・新人なのに早く会社をあがるとき、、、
「〜〜部長のおかげで早く仕事が終りました」と報告と同時に成果を伝える。
・私は、(上司の指示を)こういう風に進めたいと考えます。
と最初に説明して了解を得る。
・大量にメールが溜まったときは、新しい方から読めば結論が早くわかる
・成功するプレゼン
「現在の問題」→「自分の提案」→「解決された未来」
をパワポより先にwordで骨子を組み立てること
・在宅勤務者向けツール「マジックコネクト」
シンクライアントツール
・残業を減らしてできた時間にすることは?
人から必要とされない場所に行っても収穫はない。
自分とかけ離れた人に会いに行くよりも、
自分が何かをしてあげられる、貢献できて、誰かの役に立つところに積極的にでかけるのがオススメ
・充実した休日を送るために、
朝から予定を入れて外に出ること
家にいてやろうと思っても、結局ダラダラとした時間を過ごしてしまう。 -
・仕事の前後30分は「整理」の時間にあてる
・多くの上司は部下の行動が把握できず「苦労」している
・「今じゃなきゃだめですか?」×
・「その話はとっても重要なので後で時間をとって話せませんか?」○
・プレゼン向上=実践×練習
・「現在の課題」→「自分の提案」→「解決された未来」
・マジックコネクト -
仕事は自分ですべて行い、残業をすることが美徳という考え方が昔は蔓延していた。
しかし、ワークライフバランスが叫ばれる昨今、定時に仕事を上がることは、当たり前になりつつある。
とはいえ、なかなか先に進まないのも事実
どうすれば、定時に帰れるのか、著者である小室氏の体験談と夫婦生活の中での子育てを参考に
本書は展開する。
誰でもできる仕事は人に任せる。
これはできるようでできない人が多い。
なぜなら、自分の仕事を取られてしまうと考え、あえて譲らないから・・・
ちょっとしたことをチームとして動くことで解決できる。
一読すべき1冊 -
(株)ワーク・ライフバランスを設立した著者のワーク・ライフ・バランス実践術を紹介している。
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昨今、働き方改革が叫ばれているが未だ長時間労働をされられている人。部下の評価を残業時間の多寡でしか見ていない上司。一度この本を読んでみてアタマが切り替わらないようなら重症!
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「ワークライフバランス」
私生活の充実により結果的に仕事の質と効率が高まる相乗効果
「1時間でも1分でも早く会社を出ましょう」
締切効果
ワークとライフのどちらにも際限なく時間を使うと破綻する
「仕事がはかどらないのは仕事ばかりしてるから」
至言ですね。
インプットがないからアウトプットに幅がなくガス欠になる。
アウトプットに時間をかけずインプットしたものを素早く吐き出す訓練やと思います。
「いい人材が入って来ないので採用費がかさむ」
「優秀な人材が辞めていくので育成費が無駄になる」
賢い人なら仕事で成果を出さないと自分の市場価値が上がらないと知ってます。
仕事で成果を出そうと思ったらインプットがないとアウトプットでガス欠になります。
インプットしっかりしようと思ったら残業はリスクやってようやく雇用者も気づいてきたとのことです。
結局ワークライフバランスが徹底されてない会社や役所は「いい人材」から敬遠されて「優秀な人材」に逃げられるということです。
それは「いい人材」や「優秀な人材」の市場価値が高く、すでに現在いい会社やいい役所に集まっていることの裏返しでもあるように思います。