星座と星座神話: 星空観察がグッと楽しくなる (子供の科学・サイエンスブックス)

  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416206010

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  • 星座マニアになって来た5歳息子に。

  • 大昔の人々は、たくさんの星を眺めながら星座やそれにまつわる色々な話を作り上げていきました。
    5000年以上前に星座誕生。
    作物の種まきや刈り入れの季節を知るため、目印となるような明るい星を毎夜観測していた。

    身近な動物や神様、英雄をあてはめた。

    占い好きのバビロニアじんに受け継がれ、星占い。
    星座がギリシャ神話と結びつけられた。

    色々な星座が作られ過ぎたので、1930年世界中の天文学者が集まり、星座が88星座に完成した。

    ★うみへび座
    88星座の中で一番大きな星座。
    うみへび座の上、ぼんやりと小さな光の雲のように見える星団
    =かに座
    ヘラクレス「英雄」沼に住む怪物ヒドラ《へび》を退治する冒険へ。9つの頭を持つ巨大なヘビ。
    ヘビの友人の化けガニも倒した!
    9番目の首が不死身の首。大岩で閉じ込めて退治! ヒドラうみヘビ。かに座が星座に。

    ★しし座 春
    人喰いライオンが住みつき、村人や通りかかった旅人を襲っていた。勇者ヘラクレスは、矢を射っても、こん棒で叩いても全く意味なし。
    三日三晩、素手で首を絞め続け退治した!
    ヘラクレスを大嫌いだった女神ヘーラが、よく闘ったと、ライオンを星座にした。

    ★おおぐま座
    北斗七星が目印。
    森の妖精カリストは、アルテミス女神以外に冷たい態度を取っていた。恋したゼウス神は、女神に化けて近づき、子供ができた。
    ゼウスの妃ヘーラは激怒し、カリストに呪いをかけて熊に変えてしまった。
    息子は狩人に。森に逃げていた母の熊は、矢を射られそうになる!ゼウス神が、それを防ごうと星座にした!おおぐま座、こぐま座。
    ヘーラ妃は激怒し、一年中休むことなく北の空に輝き続けるようにしてしまった!


    ★おとめ座 春の南の空
    右手に羽。左手に麦の穂を持つ女神。
    農業の女神デーメーテール。
    冥界のザクロを4粒食べさせられ、冥界から出られなくなる。4ヶ月 冬冥界。8カ月は母の元で暮らす。

    ★ヘラクレス座 夏
    大神ゼウスとアルゴスの王女と共に生まれた。
    違う女と作った子供だから、ゼウスの妃はヘラクレスを憎んだ。ヘーラから呪いをかけられたヘラクレスは、妻と子供を自分の手で殺してしまった。自殺しようとしたが、止められてしまい、罪の償いとして、12の大冒険へ。


    ★さそり座 夏
    巨人のように背が高くて、美男子、腕のいい狩人。あまりに鼻の高い行動ばかりをするので、よく思っていない、神々がサソリに殺すよう命じた。
    毒針に刺され、オリオンは死亡。
    その手柄で、サソリは星座に。
    さそり座が昇ってくると、オリオンは地平線の下へ。星座となっても、サソリを恐れているからであろう。

    ★うお座
    ある日神々が宴会をしている所、怪物テュフォンが現れた!足が大蛇、100匹のヘビ、不気味な顔をした頭。
    神々は怖がって逃げ出した。女神アフロディーテと息子のエロスは魚に変身し、川に飛び込んで逃げましたが、はぐれないように、しっかりと体をリボンで結んでいました!
    その姿を面白がったゼウス大神が星座にした!

    ★オリオン座
    海の神ポセイドンの息子。
    海の息子だから、海の上を歩くことができた。
    月と狩りの女神アルテミスに気に入られて、お供をするように。
    女神の兄は、自慢するオリオンを嫌いだった。
    狩りの神である妹に海を歩いている、輝く光を射抜くように命じる。
    それはオリオンだった。悲しくなった女神はゼウスに星座に上げてもらった。

  • 請求記号: 443 ヌ
    資料番号: 020153730

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著者プロフィール

沼澤茂美:天文イラスト、天体写真の仕事を中心に執筆活動を行う。『星降る絶景』『ビジュアルでわかる宇宙観測図鑑』『星座の図鑑』(いずれも誠文堂新光社)など著書多数。

「2022年 『宇宙の図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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