タイポさんぽ: 路上の文字観察

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 213
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416212844

作品紹介・あらすじ

見上げれば、粋な文字。全国の街で出会った、昭和生まれのナイス・タイポグラフィ精選。

感想・レビュー・書評

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  • 新書サイズにフィルム感を感じる写真。ガッサガサの紙質。看板のフォントも味わい深いが筆者のエッセイもまたよし。VOW好きな人にはおすすめ。

  • デザイン
    サブカルチャー

  • 見ごたえある写真と読みごたえある考察、じっくりと楽しみました。
    街中の目をひく看板を探すのは(VOWに洗脳された者としては)日常の楽しみであるけれど、単純に「わー面白い!」と写真撮って満足するだけだった自分はもったいないことしてたかも…とちょっとさびしい気持ちに。
    あれこれ掘り下げた考察ができるだけの専門的な知識がないんだからどだい仕方ないのだけど、それでも「こういう見方ができてたら…」と思わずにはいられないくらい考察がツボでした。


    「ロゴタイプ製作でアクセントに五芒星を入れたら『星のマークは国家や民族によってはネガティブな印象を与えるためNG』という修正オーダーが入って驚いた」
    このくだりは自分も驚きました。
    そうか、今はそこまで配慮が必要なのね…

  • 私もすぐ影響されちゃうヒトなので、タイポさんぽしちゃいそうです。

  • ワシはフォントが好きだが、タイポグラフィも好き。この一点ものの看板に込められた、カッティングシートを操る看板職人たち(たぶん)の丁寧な仕事に感服する。著者の細かい解説が看板の味を深める。後「いじられ文字」という概念を知った。

  • 鳴子にも登米にもあります 素晴らしいタイポグラフィ

  • 看板の文字を中心とした路上のタイポグラフィは何気なく見ているだけでも面白いものがたくさんありますが、厳選された文字たちに著者のマニアックな、しかし真面目な分析が加わると、実に魅力的で奥深いものに変わってきます。昭和のにおいのするものもあれば、近未来的なものや手書き感満載のもの、色褪せたものなどタイポグラフィの世界の幅広さは驚くものがあります。まずは150個近い傑作をを本書で観てみてはいかがでしょうか? 

  • 昭和を感じるタイポの旅。なつかしく、新しい字の世界。

  • 昭和テイストがぷんぷんするタイポを冠した看板・サインを中心とした作品集。キャプションに著者流のタイポの味わい方がありそれがまた程よい指南となっている

  • 見上げれば、粋な文字。全国の街で出会った、昭和生まれのナイス・タイポグラフィ精選

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著者プロフィール

2023年3月現在
静岡県立大学経営情報学部教授

「2023年 『働く人のための社会保障入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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