はじめてのオーブン陶芸: キッチンでつくるかわいい器

著者 : 伊藤珠子

• 誠文堂新光社 (2012年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

かわいくて毎日使える食器や雑貨を自宅で作れることを知っていましたか?本陶芸のように土や窯がなくても、オーブン陶芸専用の粘土を使えば、家庭用のオーブンで陶芸が楽しめます。オーブン陶芸で手軽に楽しく自分だけの作品づくりを始めませんか?-。

感想・レビュー・書評

[akiuwaさんの感想 · 2020年7月16日]

[墨田区図書館]

図書館でパラ見。
この表紙を見てオーブンでもできるんだ？？と興味をもったので中を見てみた。
父が長年陶芸を趣味としているので陶芸という存在自体は身近。でもオーブン(程度)でも出来るのなら、大きさがそれなりならより簡単に楽しめるのではと思ったが、どうやら素材は通常の陶芸(土)と違って、それ用の粘土で作るものらしい。

きっと本格的？に陶芸を既に楽しんでいる人には、「感触や素材感や色味など、土と違う、土の方が自由度もあっていい」などとなるのかもしれないが、ほぼ未経験の単なる興味餅からすれば、このほうが手軽で後始末(特に素材の残り！！)なども楽そうだなと好感を持てた。特にレースを埋め込んだのか！？！？と思えるような作りの小皿の写真が女子心をくすぐった。作り方を見てみると、結局レース柄のものを貼りあててステンシルのようにそのすき間を白く塗ったり、塗らずに模様を残したりする型どりの手法。きっとこの手法はこのオーブン陶芸でなくても通常の陶芸でも使えるものなのではないかな？

知ってはいるのかもしれないが、次の機会に父にオーブン陶芸の存在とこのレース型どりを伝えてみよう。