日本酒語辞典: 日本酒にまつわる言葉をイラストと豆知識でほろりと読み解く
- 誠文堂新光社 (2017年4月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416517253
作品紹介・あらすじ
日本酒って、「親父くさい」、「敷居が高い」ものだと思っていませんか?
実はここ数年、若い女性を中心に新たなブームがきています。
定番のとっくりとおちょこで渋く楽しむのもいいですが、
まるで白ワインのように、グラスに冷えた日本酒を注ぎ、
チーズを合わせて飲む、なんていう洋風スタイルもできるほど万能な日本酒。
最近では今までの造りにとらわれない、個性豊かな日本酒たちもどんどん生まれてきて、
ますます日本酒の魅力から目が離せません。
この本では、そんな日本酒の魅力を初心者でも楽しめるよう、「辛口」や「吟醸」などの味や種類、ラベルの読み方やきき酒の仕方、
麹や醸造のしくみ、歴史、酒器、酵母、など、基本的な知識はもちろん、漫画や名言、使えるアプリ、意外なおつまみなど、
ユニークなものも積極的に取り上げ、あらゆる視点から日本酒にまつわる知識をわかりやすくまとめています。
ゆる~いタッチのイラストもたくさん掲載しており、
ほろよい気分で楽しく、日本酒にまつわる知識が学べます。
さらに、酒蔵の設備や醸造の流れ、蔵人が一年をどう過ごすか、
落語家の三遊亭王楽さんをはじめ、魅力的な執筆陣によるコラム、
野球拳でおなじみの「お座敷遊びの基本」も収録しています。
感想・レビュー・書評
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日本酒の製造工程や、日本酒を飲む場から生まれた日本語が、多くて驚き、感動しました。
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イラストレーターによる日本酒に関する用語集
イラスト多めで、ほっこり読める。
基礎知識も、かなりまとまっててわかりやすい。
お酒だけでなくお店や漫画の情報も参考になる。 -
これのビール版がステキだったので買ってしまいました。
辞書形式でパラパラと読めるので、日本酒飲みながらチラチラとみれます。
イラストがおおくて、漢字ばっかりでつらい日本酒の世界が少しちかくなった気が -
ここ2,3年で冬は熱燗を飲むようになった。出張に行ってもその土地の日本酒を飲むのが楽しみ。日本酒の事を知りたくて手に取る。
辞典とあるが、最初は日本酒基本の話からイラストを取り入れて分かりやすい。また、後半の辞典部分も酒に関する、漫画、資料館の事等幅広く取り扱っており、堅苦しく無く、楽しく読める。
【学】
薫酒:果実やハーブのように華やかな香り、澄んだきれいな味わい。りんご、バナナ
爽酒:香りや熟成成分、酸味などは控えめ、軽やかで爽やかな味わい。ゆず、青竹。
熟酒:3年以上長期熟成したもので旨味が強い。濃厚な味わい。コーヒー、チーズ。
醇酒:米やミネラルなどの自然な旨みが特徴で、温める事で特徴が際立つ。バター、もち、マッシュルーム
大塚:聖地の一つ。日本酒の名店が揃う。「串駒」「きたやま」
カップ酒:
定番
雪男、南、貴
熱燗
石鎚、炙りいりこ酒、上喜元
かわいい
にゃんかっぷ、秋鹿バンビカップ、るみこの酒
口噛み酒:弥生時代に始まったとされる日本酒の起源となった酒。主に巫女が造った。米をよく噛んでから、容器に吐き出し放置し、野生酵母を付着させアルコールを生成する
佐香神社:出雲にある、酒造りの祖神として信仰される
酒は純米、燗ならなおよし:上原浩
夏子の酒
小西未来 カンパイ!世界が恋する日本酒
虎ノ門、日本の酒情報館 -
2024年3-4月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00539585