星と星座 パーフェクトガイド: 夜空に見える星と星座 宇宙のことが、手に取るようにわかる
- 誠文堂新光社 (2018年3月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416518977
作品紹介・あらすじ
夜空に輝く星は、漠然と眺めているだけではその星が何であるのか、どの星座の星なのかよく分かりません。
今、自分が見ている星の名前は何で、どんな星なのかを知れば、見ている星の見え方もおのずと違ってきます。
惑星や恒星、銀河など、それぞれの名前の由来やその星の成り立ちなどを図版や写真で解説します。
星座については星空観察の初心者であっても、実際に星空を眺めた時に星座がすぐに分かるように、
観察の際のポイントを星座紹介とともに解説します。
また、2018年に起こる天文現象の中で最も注目される天文現象「火星の大接近」をはじめ、
本書で紹介する星にまつわる天文現象についても、どんな事が起こるのかを紹介します。
とくに最近は、インターネットを中心に、NASAを始めとする宇宙・天文のトピックス写真を目にする機会が増え、
宇宙がより身近なものになりました。
これら日々発表される最新のトピックスを読んで理解できるようになるために、
本書の前半部で天文衛星が捉えた画像を交えながら近年話題になったトッピックスを紹介しつつ、
星や星座・宇宙について学術的なことを解説します。
後半部では、実際に星空観察をしたときに役立つ情報を掲載します。
本書を通して、星や星座、宇宙について広く知識を得ることができ、小学生から大人まで楽しめる一冊です。
●2018年は天文現象の当り年
2018年に最も注目すべき天文現象は、7月31日に起こる「火星の地球への大接近」です。
火星が地球に、ここまで接近するのは2003年以来で、以後2035年まで起こりませんので、絶対に見逃せません。
そのほか2018年には、皆既月食が2回、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群が最良の条件で観測ができます。
さらに、12月になると天体望遠鏡や双眼鏡を使わず肉眼で観測できる、ビルタネン彗星が夜空を彩ることになります。
感想・レビュー・書評
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冬の空気が澄んだ夜空に見える星を眺めてみませんか。
気持ちも落ち着き、気分転換になります。
冬だけでなく、季節ごとに夜空の星の見え方が書いてあり、とってもわかりやすいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わかりやすくて良かった。
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[江東区図書館]
月の次は星座をと思って図書館から数冊借りてきているところ。本書は③。
■①まんが☆プラネタリウム 星座と神話
分冊されているせいもあって、季節ごとの星座を覚えるのにちょうどいい感じの本。
星座のイメージをつけるためにも一緒にギリシャ神話を読ませたかったが、この本では全部というわけではないが、星座にまつわる神話を"見開き2ページのマンガ"で楽しく簡単に紹介してくれる。
更に巻頭に、星座線のひかれていない、夜空の星空写真と、その次のページに星座線をひいた"答え"を用意してくれているので、疑似的に星空にも出会えてとても良い。
■②星と宇宙・クイズ図鑑 / 藤井旭
この分野で特に著名な藤井旭さんの本。収録範囲?としては③とほぼ同じだが、その簡易(子供向け)版とも言える作りでより視覚的に理解しやすくなっていてよい。
自転公転&季節の仕組み(P.12~15)、黄道十二星座(P.17)、日食&月食の仕組み(P.58&59)など、分かりやすいだけでなく星座以外の天体についても掲載されていてバランスがいいし、随所で問われるクイズも知識習得に刺激を与えるので基本の一冊として◎。
但し"星座"に特化するなら"星空(のみ)"の写真がある①の方が、やはりややいいかも。
■③星と星座 パーフェクトガイド / 藤井旭
②の専門バージョンともいえる、「辞典」的に使えそうな作りの一冊。但し子供目線でいえば、この本は他の本で見たり考えたりしたあと、確認やより進んだ内容がないか知るために見るのが正解かも。
■④星と星座のふしぎえほん (たのしいちしきえほん) / 大藪健一
もっとも絵本チックな本。但し可愛らしいイラストの中にも、各見開き2ページごとに知識がギュッとつまったつくり。
各季節の星座の神話などもイラスト下の3~5行くらいの小さな字で伝えているし、黄道十二星座、惑星、水星の見え方なども紹介されている。好みや理解の差はあるものの、小さい子でもマッチすれば理解しやすいだろう図説も多いので理解に役立つかもしれず、控えておく価値がありそうな一冊。
惜しむらくは、季節の星座図が表紙裏にまとめて小さく紹介されているだけなことと、目次がないこと、あとは題名通り"星と星座"に特化していて月について紹介されていないところ。ただ前書に「月のふしぎえほん」があるので、そちらも見てみよう。