アニメーションノート no.05―アニメーションのメイキングマガジン 特集:美術(背景画)の究極のテクニック!! (SEIBUNDO Mook)

  • 誠文堂新光社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416607107

感想・レビュー・書評

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  • これも欲しい1冊です

  • 毎度毎度 この本はすばらしすぎる
    背景特集とか必見

    発売日たのしみのほんです

  • アニメが好き、というよりはアニメーションの背景に興味ある方にお勧めの一冊。

    昨年の夏、「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」が東京都現代美術館で開催されました。ジブリの絵職人というのが名をとどろかせたのか、とても盛況だったようです。

    本来、背景美術、アニメーション美術といわれる仕事は大変なわりに、とても地味です。アニメを見る多くの人は、原作や監督、キャラクターデザイナー、声優などから選りすぐって見る傾向にあります。実際、私がそうです。

    背景美術はアニメーターの描くキャラクターを際立たせる役回りが多く、そのわりに描く枚数が膨大であり、かつ手間がかかります。たとえ数秒のシーンであろうと、一枚ないしは、数枚描かねばならないのです。それに加え、アニメーターと同様に限られた時間の中で仕事をせねばなりません。

    そのため、アニメの動画でよく使われる「リミテッド・アニメーション」は、背景美術にもよく生かされています。
    たとえば、空の背景を描くとき、空の青と雲のパターンを別々のセル(今だとレイヤーでしょうか)に描き、いちいち描き直すのでなく、雲だけを動かして雲の流れを表現するなどの技法です。

    このような「へぇー」な技法から、基本的なものまで色々と載っていて、背景美術が好きな人や興味のある人は十分に楽しめる内容です。

    個人的には、山本二三さんと男鹿和雄さんの背景美術が大好きです(^^)

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著者プロフィール

1912年創業の明治時代から続く老舗出版社で、大正年間から刊行する「MJ無線と実験」「子供の科学」「農耕と園芸」の3誌をはじめ、「アイデア」「天文ガイド」「フローリスト」など大変息の長い雑誌が多いのが特徴です。出発は書籍の文芸書でしたが、その後、実用や科学、農業や花、デザイン、商業、広告、ペットなど、雑誌を中心に多種多様なジャンルを刊行し続けてきました。近年は、料理や手芸などの実用系書籍も多数刊行しています。

「2021年 『復刻版 日米會話手帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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