ガールズフォトの撮り方 新しい構図

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 50
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416614198

作品紹介・あらすじ

青山裕企の写真の撮り方の真骨頂となる、フェティッシュな構図の理論を伝授する。
『スクールガールコンプレックス』で一躍、人気カメラマンへと駆け上った青山裕企。同書で見せた青山の手法は、女子学生という魅力的なモチーフの顔を写さずに、彼女たちを象徴するある部分だけを正方形にトリミングしたものだった。エロティックであり、さわやかであり、男子学生の青春の妄想の世界でもあり。そういった見る者の感性に委ねられた女子学生の部分ショットは、青山の独自の構図の理論が凝縮している。
その構図の理論を、女の子を可愛く撮りたいという動機で写真を始めたビギナーだけでなく、人物写真がなかなか上手く撮れないという、キャリアのあるアマチュアカメラマンにもよくわかるように、写真と図解で開設する。手描きで写真に書かれた、肉筆の説明文も公開し、直に青山から習っているような錯覚さえ覚える。
青山が実際にモデル撮影をしているメイキングなども盛り込み、ライブ感を味わいながら学べる1冊である。

感想・レビュー・書評

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  • 本の感想(オフィス樋口Books、http://books-officehiguchi.com/archives/5182841.htmlより転載)

    この本では、新しい構図としての正方形を取り上げている。構図として正方形を意識すると、見たいものを中心に持っていくことができる。

    これまで撮影会で写真を撮っていたとき、正方形の構図を意識することはなかったが、自然に見たいものを中心に持っていたような気がする。撮影会でできていないことは女性らしい体の曲線を意識した写真を撮ることができていない。今後の課題として、撮影会で女性の体のラインを意識した写真も撮りたい。

    著者について

    青山 裕企:著書『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『絶対領域』『吉高由里子 UWAKI』『ガールズフォトの撮り方』 『僕は写真の楽しさを全力で伝えたい!』『<彼女>の撮り方』『パイスラッシュ』『スクールボーイ・コンプレックス』など、カメラマンとしての多くの話題作をリリース。2013年 写真集を原案とした映画『スクールガール・コンプレックス~放送部篇~』、2014年 映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』監督を務めるなど、表現の幅を広げる。

  • 構図論の基本、みたいな。一番基本の真ん中に撮りたいものを持ってくるっていうのを説いてる…かな?シンメトリーにするとか三角構図にす?と安定感が出るとか、スキマと余白とか…

    このフレームの方が肉眼に近い感覚になり、縦フレームだとより被写体を近くに感じる

    器具の説明は合算しても3ページくらいかな。F値の話も一回でてきたかな〜くらい。ズーム機能のないカメラでの話が多いからその辺の話もあまりない。

    743

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784416614198

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著者プロフィール

1978年愛知県名古屋市生まれ。写真家。2005年筑波大学卒業。
2007年キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。まるでモテなかった高校時代を経て、
一目惚れした子を追いかけ続けた大学時代にカメラに出会う。2010年に
『スクールガール・コンプレックス』(イースト・プレス)、『思春期』
(ピエ・ブックス)など女子高校生を撮った写真集が大きな話題を呼ぶ。
その後『吉高由里子 UWAKI』(マガジンハウス)、『指原莉乃1stフォトブック
「さしこ」』(講談社)などトップ女優・アイドルの写真集を次々に発表。
近著に『ガールズフォトの撮り方』(誠文堂新光社)、『僕は写真の楽しさ
を全力で伝えたい!』(星海社新書)、『透明人間⇆再出発』(詩:谷郁雄、
ミシマ社)など。www.yukiao.jp

「2012年 『〈彼女〉の撮り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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