ザ・ボーイズ 1 (G-NOVELS)

  • 誠文堂新光社
4.33
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 28
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416617144

作品紹介・あらすじ

「誰がウォッチメンを見張るのか?」という古くからの問いに答えた作品、それがこの『ザ・ボーイズ』だ
――サイモン・ペッグ

『ヒットマン』や『プリーチャー』など数多くの人気作を世に出しているガース・エニスと、
『Transmetropolitan』のダリック・ロバートソンがタッグを組んだ
ヒットシリーズ『ザ・ボーイズ』の翻訳版が日本初登場。
危険でクレイジーな“スーパーヒーローのお目付役兼後始末屋”「ザ・ボーイズ」の活躍を描いたアンチヒーローコミック。

コスチュームを着たヒーローが空を飛び、マスクをつけたヴィジランテ(自警団)たちが夜を徘徊する世界では、
彼らがヤリすぎないよう誰かが見張っていなければならない。
なぜならスーパーヒーローの中には、必ずしも“正義の味方”とは言えないような、やっかいな連中も存在するからだ。
そこで登場したのが「ザ・ボーイズ」だ。
ある意味、地上で最も危険な能力を持つスーパーヒーローに対抗するため、
CIAが招集したのは、やっぱり危険でクレイジー、一筋縄ではいかないやっかいなヤツらだった。
ビリー・ブッチャー、ウィー・ヒューイ、マザーズ・ミルク、フレンチマン、ザ・フィーメール、
彼らは今日も“スーパーヒーローどものご乱行”に目を光らせる!

本書は人気シリーズ『ザ・ボーイズ』全12巻のうち、「Vol.1:The Name of the Game」と「Vol.2:Get Some」を合本した翻訳版です。
また、「ザ・ボーイズ」のメンバーのひとりウィー・ヒューイのモデルで、
『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』『ミッション:インポッシブル』『スター・トレック』など
数々の映画にも出演している英国のコメディアン・俳優・脚本家サイモン・ペッグが序文を寄せています。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • Amazonプライム会員になったので、ドラマの方を見ようとしたが原作があるのを知り、こちらを読む。思っていた以上にスーパーヒーローどもは酷かった。変態だがテイクナイトなどは比較的マシな方だったなと思うぐらい読み終わると感覚が麻痺している。コミックシリーズは全く違うが後半大活躍する、ロシアの元ヒーローはブラックウィドウのレッドガーディアンに似ているような気がした。ヒューイはてっきりドラマではサイモン・ペグが演じると思っていたが違った。ブッチャーはカールアーバンでピッタリだと思う。

  • 徹底して露悪的なパロディーと痛快なユーモア。それだけのバカ話じゃないのは時たまハッとするようにロマンチックな表現。D.ロバートソンの画は洗練からは遠いがタフで表情豊かで、ブッチャーの好きにならずにいられないクソ野郎ぶりを活写。第2章で舞台を移してやや失速したのは惜しい。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

(作)ガース・エニス
北アイルランド生まれのアメリカ人コミックライター。イギリスでデビューした後、アメリカで数々のヒット作を生み出す。代表作は『Judge Dredd』、日本でも人気の『ヒットマン』他多数。『Preacher』と『Hellblazer』ではアイズナー賞ベスト・ライター部門を複数回受賞している。

「2017年 『ザ・ボーイズ 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ガース・エニスの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×