ペット基礎中医学

  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416918609

作品紹介・あらすじ

中医学とは中国伝統医学のことを指します。
中医学は人を対象にした医学で、動物を対象にしたものは中獣医学といいます。

中獣医学は本来、馬や牛など産業動物の医学として発達したものですが、近年のペットブームやペットの高齢化に伴って、
犬や猫にも中獣医学を取り入れる機会が増えてきています。
しかし、人と生活を共にするペットは、伝統的な産業動物を対象とした中獣医学と違って、人の中医学を参考にしなければならないことが多く、
また、言葉を発しない犬や猫においては、人の中医学とは異なる「ペット中医学」という独特な新しい分野の必要性を痛感します。

本書はそれに応え得る専門書で、中医師と中獣医師によって書かれ、初学者はもちろん、すでに中医学や中獣医学を学んだ人たちにとっても、
ペット独自の中医学の基礎が学習できます。
また、本書は中医学の本場である中国や、ペットの先進国である欧米に先駆け、日本で発刊します。
日本からまったく新しい分野である「ペット中医学」が世界に向けて発信される礎になることを期待しています。

■目次
第1章 中獣医学の概念と沿革
中獣医学の基本/中獣医学理論の形成と発展/ペット中医学の発展/ペット中医学の特徴

第2章 陰陽五行学説
陰陽学説/五行学説

第3章 蔵象学説
蔵象概説/臓腑の生理と病理/三焦と奇恒の腑

第4章 精、気、血、津液
精/気/血/津液/精、気、血、津液の相互関係

第5章 経絡学説
経絡の概念と経絡系統/経絡の生理機能と臨床運用/十二経脈/奇経八脈の総合作用/十二経別、十二経筋、十二皮部

第6章 病因
六淫/七情/飲食、労逸、外傷と痰飲、瘀血

第7章 発病と病機
発病/病機

第8章 診断
望診/聞診/問診/切診

第9章 予防と治則
予防/治則

第10 章 弁証論治
弁証論治の基本概念と手順/弁証論治の基本内容

第11 章 ペット中医の常用方剤
方剤の配合原則/常用方剤

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著者プロフィール

早稲田大学文学学術院教授。NHKテレビ・ラジオ中国語講座の元講師。著書に『「NHKまいにち中国語」ワークブック CDムック リスニング・マスター! 聞けて話せる中国語』(NHK出版)、 『【DVD付】動画ではじめる! ゼロからカンタン中国語』(旺文社)など、中国語学習書籍多数。

「2020年 『新HSK6級 必ず☆でる単スピードマスター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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