デパ地下★ガール

著者 :
  • 世界文化社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418075256

感想・レビュー・書評

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  • デパートのエレベーターガールな二十七歳の令嬢りさこのスイーツ愛。ちょっぴりどころでないおバカさは振り切っていて、暴走し巨大クレームブリュレやプール状プリンを製作し中に沈んだり、お局様に怒られてもめげない、というか受け取れていない浮世離れした仕事ぶりは、乱暴な言い方だけれどもう頭がおかしい。平和だ。

  • 楽しぃ。゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!!

    このハチャメチャな感じが好き★
    1時間あったら読めちゃいます!

  • う〜ん…。
    主人公のノリが合わなくて、つまらなかった。

  • 字がでかい。そして行数が少ない。主人公は頓珍漢。可愛らしい表紙とタイトルに惹かれて借りたけど、あまりにも軽い。主人公があまりにも浮世離れしすぎてる。実際近くにいたらイライラするのでお近づきにはなりたくないタイプ。さらさらっと読めるけど、暇潰し以外では読みたいとは思わない類の本かも。2012/212

  • ジャケットがかわいくて選んだ本です。でも…なかみはない!
    バカバカしくて笑ってしまう箇所はちょこちょこあったけど、最後、友達のユミゾーと変な感じで終わったような…

    30歳近くになってもスイーツが関わると、シアワセ!想像しただけでハッピー!…というおめでたい主人公は
    可愛らしいけど、ちょっと共感はできない…

  •  明るく、軽いテンポで進むデパートで
    エレベーターガール(旧式の手で回すやつらしい)をやっているお嬢様の話。
     天然で、空気が読めず、頭もちょっと足りない?女の子。
     デパ地下のスウィーツが大好きで、仕事中にマカロンの試食をするというツワモノ。
     お昼休憩のなかの社食までの移動時間を減らすために、
    バックヤードの廊下を台車に乗ってみたり、
    パンプスを改造してローラーをつけてみたり、コメディの要素もあり。

     デパートの寮はなかなかいい待遇。電化製品も揃っていて、お風呂も部屋にあり。
     人を泊めちゃいけないところぐらいかな、面倒なのは。ベッドは
    普通のシングルより小さくて、二人は横になれないらしい。
     ……という寮にはこの主人公住んではいないのだけど。
     
     デパ地下のスウィーツフロアは、
    クッキーのドアとかチョコの床とか想像するだけでかわいくて夢のフロアだ。

     ありえないことが普通に描かれていた。
     こんなの絶対ない、と思いながら最後まで読んだ。
     恋愛はないけど友情らしいところはあり。

     最後はデパ地下のスウィーツ部門に異動になる。
     きらきらした毎日を送る場面が思い浮かぶ。

  • こういう底抜けな話、嫌いやないんやけど、底抜けすぎて話が浅い。
    主人公のキャラクターもなー。。

    デパ地下+お菓子という、個人的に好きな要素がなかったら途中で読むのやめてたと思う。

  • 常識知らず・KY・頭悪いと三拍子揃った、デパートのエレベーターガールが主人公。お客様に買い物を頼んだり、従業員用通路を台車やローラースケートで走ったりと、行動が非常識。いやいやいや、これはないわぁw社会人として恥ずかしい。罰としてステージ装飾用のプリン一万個の作成を命じられたのに、クリームブリュレや超特大プリンを作ってしまう。しかもプリンにダイブ!こら!周りの男性に助けられ、なんとなくいい話っぽく終わってるが、実際あり得ないでしょ!主人公の言葉の通じなさにイラッとする。同僚にいたら、絶対かかわりたくない。隠れお嬢様の設定の意味もよく分からない。

  • 天未(あまみ)りさこ、27歳。お菓子大好き、職業・デパートガール。仕事大好き、だけど夢は「ことぶき退社」。

    そんな彼女の選んだお相手は?

    女子のいちばんの関心事、「恋」と「スイーツ」をテーマに、怒涛の勢いでストーリーが展開する、爆笑&感涙必至のエンタテインメント小説。
    ケーキのようにスイートで、プリンのようにキュートな、直球勝負の恋とシゴトの物語です。
    読み終わると、≪本書はフィクションです≫とあった。当たり前だろ! と思わずツッコミをかました、おふざけ、おちゃらけ、デパートガール物語だ。マンガを小説化した感じ。でも、楽しい。とびっきり。

    主人公・天未(あまみ)りさこは、横浜にある従業員数2000人のデパート「漣百貨店」のエレベーターガール。スイーツのこととなると、目がキラキラと輝き、感情が爆発する。男を、クレームブリュレを知っている人と、知らない人に分類したりする。天然ボケを越えた、醸造ボケの、乙女座でB型の27歳。
    売り切れ必至の苺ケーキと出会いがしらの衝突。カラフルマカロンのせい? 水色サイダーは二日酔いだから。黒飴を頬張りながら、1万個のプリンと孤軍奮闘。たらいで作ったクレームブリュレで鏡割り。そしてめでたく、デパ地下スイーツランドに転属決定。夢はでっかく、デパ地下のディズニーランド化。恋、そしてスイーツ。すべては、はかない魔法? 
    宝石のように輝いているスイーツたちも、ショーケースの中で今日を終えれば消えていく運命だ、とノーテンキガールもうまいことを言う。

    最後に謎をひとつだけ。
    主人公は、同僚も呼べない汚いアパートに住んでいる。蚊が多そうな雑草だらけ。オバケ屋敷? 去年老朽指定家屋に選定されたばかりの、ひび割れた外壁。「ボサツ荘」と、手書き表札。ところが、滞納していた2ヶ月分の電気代が、なんと47万円だった! ミステリ?!注意! 文学を模索している方は読まないでください。

  • 悔しいけど、笑ってしまった。

    スイーツをこよなく愛するエレベーターガールの物語。主人公のあまりの頭の弱さに、ふきだしてしまった。と、まあ読み始めは笑っていられるのだけど、段々と白々しい笑いの取り方に、ちょっとうんざりしてくる。無理な笑いは読んでいて辛い。
    主人公のはちゃめちゃな妄想や発言、行動は確かに漫画的。深さはないけど、それこそマカロンみたいに、さくさく読めるんじゃないかと。

    物語に出てくるスイーツや巨大プリンは乙女心を素直にくすぐってくれるけれど、それ以上に得る物はないかな。面白くはあったが。
    スイーツを溺愛してるからって、あんなにうまくラストのハッピーエンドにつながるものだろうか。お馬鹿も、あそこまでやれば天才?天災?

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