ガラスの中の大自然―天野尚水草レイアウト作品集 1985-2009
- 世界文化社 (2009年12月25日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418092383
感想・レビュー・書評
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なんだかんだ言われつつもイノベーターな天野尚の写真集。
美麗なレイアウト写真よりも、「100年後の子供たちに失われるであろう自然を伝えるために大判カメラ(8×20判て!)で風景写真を撮っている」という一文にぐっとくる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絵とか彫刻とかといった美術系の鑑賞能力がまったくないぼくだが、これはわかる。綺麗だ。美術だの芸術だのいう前の、プリミティブな美しさがここにある。というより、魚になってここに住みたい。
たぶん、綺麗だの美しいだのという感覚は、美味いおいしいと同じで、生きていく上で好都合なものに対する生き物の評価なんじゃないかと思う。
泳いでいる魚の意見を聞いてみたい。
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