誰かに話したくなる珍名いきもの124

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  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418152209

作品紹介・あらすじ

目にするだけ、耳にするだけでも面白い生物の珍名を、精緻なイラストとともに解説した雑学本。

感想・レビュー・書評

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  • トゲアリトゲナシトゲトゲの名前の付け方は、意外とよくありそう。
    植物の奇想天外は当然の登場。
    動物と植物、どちらにもなるハテナが印象的。
    不満なのは、イラストがシロクロなこと。
    見た目の奇妙さが伝わりにくい。

  • 「タツノイトコ」。決して書き誤りではない。れっきとした海水魚の正式名。「タツノハトコ」までいる。「ションベンタレ」「オジサン」「マンビキ」「オモイガケナイマイマイ」「エッチガニ」「ウルトラマンボヤ」「ママコノシリヌグイ」「ヘソクリ」「キソウテンガイ」「ナンジャモンジャ」・・・・全部、いきものの名前。この類いが124も紹介されている。すべて命名の由来が解説されており、笑える。極めつけは「ファルス・インプディスク」。意味は「破廉恥なペニス」。命名者は、かの分類学の父リンネというのが、これまた傑作。すべてにイラストがついており、破廉恥な理由は瞬時に理解できる。

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著者プロフィール

北嶋廣敏(きたじま・ひろとし)

文筆家。福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。短歌・美術の評論でデビュー。古今東西のさまざまな文献に精通した博覧強記の読書人。面白くてためになる雑学系の著書は多くのファンを魅了している。
主な著書に、『林檎学大全』(アディン書房)、『塚本邦雄論』(六法出版社)、『画家と自画像』(泰流社)などの評論のほか、『知識ゼロからの大江戸入門』(幻冬舎)、『「右」と「左」の面白ネタ事典』(PHP研究所)、『日本の「初!」雑学事典』(三笠書房)、『雑学帝王500』(中経出版)などの多数の雑学書がある。

「2017年 『さらっとドヤ顔できる 草花の雑学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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