ほしのおんがくかい

著者 :
  • 世界文化社
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本棚登録 : 179
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418228041

作品紹介・あらすじ

星が輝く夜、お茶の時間を楽しんでいた、もぐらくんとはりねずみくん。
突然、目の前に、星の子 ポッチが落ちてきました。
「このままじゃ おんがくかいに でられないよ」
空に戻れないと泣くポッチを助けるため、二匹は高い山を目指します。
ポッチは音楽会に間に合うのでしょうか?
齋藤槇がフィンランド滞在中に感じた夜のしじまを、
美しいイマジネーションで紡いだ作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 目に見えないものを描きたい。人気絵本作家・齋藤槙さんが紡ぐ、スウェーデンの白夜から誕生した絵本『ほしのおんがくかい』|株式会社世界文化ホールディングスのプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001240.000009728.html

    ほしのおんがくかい・齋藤槙 (作) - 世界文化社グループ|書籍・ムック
    https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/22804.html

  • 星の夜、お茶の時間を楽しんでいた、もぐらくんとはりねずみくん。突然、近くに星の子・ポッチが落ちくる。音楽会に出られない、空に戻れないと泣くポッチを助けるため、山のてっぺんを目指す。途中の川では、もぐらくんの地下の道を使い、山のてっぺんまでたどり着く。月がポッチを空に戻し、はりねずみくんともぐらくんは、星の音楽会の演奏を聴く。ポッチもシンバルで堂々とした音を出す。それから、二人はポッチの練習する音が聞こえるようになる。
    ※自信がないポッチに、もぐらくんが、自分は目が見えないから、みんなの音をよく聴いていると話すと、ポッチがみんなの音に呼吸を合わすことに気づく場面がある。もぐらくんの言葉は、できないことがあるからこその深さなんだと思う。変化に富んだ話じゃないけど、淡い色使いの絵もこの話に合っていていい。

  • 地下の迷路的な通路ってなんて魅力的なんだろう。
    小さな星を助けたはりねずみともぐらにご褒美が。

  • 『感想』
    〇この本を幼児に読んであげれば、星に興味をもてるだろうし、夜が怖くないってことがわかるかもしれないし、空に耳を澄ましてみるといろんな音が聞こえてくることがわかるだろう。

    〇このような話を素直に受け止められる幼児が羨ましい。大人にも感じるものがあるが、心に響く感情が全く違うんだろうな。

  • 互助の理想。

  • 7歳5ヶ月の娘
    4歳5ヶ月の息子に読み聞かせ

    かわいいイラストに惹かれて

    子どもたちはポッチが気に入ったみたい

  • めがみえないもぐらくんが、周りの音をよく聞いているというフレーズが出てくるが、周りの声にしっかり耳を傾けられる人でありたいなと思う。

  • もぐらくんとはりねずみくんのかわいいこと.ふたりの素敵なお茶会,ほのぼのとして絵もピッタリの雰囲気.
    落ちてきた星の子ポッチを助けて山に登りそこにお月様.そして音楽会,耳をすませば聴こえてきます.

  • もぐらくん、はりねずみくん、ほしの子どもポッチ

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著者プロフィール

齋藤槙 武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。絵本に『ぺんぎんたいそう』『ながーい はなで なにするの?』(ともに福音館書店)、「こどものとも0.1.2.」に『かめかめたいそう』(2021年5月号)、「かがくのとも」に『すいぞくかんの おいしゃさん』(2018年8月号)『たいぼく』(2022年1月号)、「たくさんのふしぎ」に『虹色いきもの図鑑』(2014年1月号)、「ちいさなかがくのとも」に『ちいさな うみの かくれんぼ』(2013年5月号)『さくよ さくよ』(2016年8月号)『ぼくの いしころ』(2021年10月号)がある。東京都在住。

「2022年 『ぺんぎんたいそう スタイギフトセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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