- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784419062941
感想・レビュー・書評
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経理という仕事は、コストセンターと呼ばれてしまうが、
それ故に非効率が気づかれないまま放置されてしまうことが恐らくある。
そういう点で、何に気をつけて点検するべきか教えてくれる本である。
驚くような技があるわけではない。
そりゃそうだよな、という点も多い。
ただ、やり方を変える時の導入コストで二の足を踏むのは本当にもったいない。
経理には繰り返しの業務が多いので、やり方の見直しで得られる
継続的な効果は必ずや導入にかかった数日を取り戻してくれる。
AIによってとって代わられる職種だと言われるが
そもそもAIを導入するのは人間である。
日頃の仕事に埋没することなく
新しいシステムがあれば柔軟に適応できるよう
仕事全体の流れの見通しをよくしておくことを心がけたい。
ブクログの評価はだいぶ低めだけど、目新しさがないからかな。
でも、わかりやすく書いてあるし、雑でもない。
悪い本じゃないと思いますよ。
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自社の業務分析をしてみる
理想と現実のギャップからボトルネックを見つけ出す(p.9)
<<
まずはこれ。
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スケジュールは日単位で作成する
翌年もスケジュールを更新して使用することでミスをなくす(p.24)
<<
決算の前に個別勘定の集計を先に欲しい部署があったりするかも。
業務をおおまかにでも書き出しておくと
スケジュール兼、業務リストになっているのがポイント。
来年も基本的には同じなので、それを確認してから始めると早い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
企業は若者の採用に苦心していることから、経営者は営業部門や開発部門など本業に近い部署に重点的に人的リソースを回し、経理部門にはなかなか若い人材を回さない傾向が強まっている。このような環境下においても「正確な数字が早くほしい」という経営者からのニーズは増している。この期待に応えるために経理部門が行うべきノウハウが記載されている。基本的には経理業務の標準化と属人化されやすいExcel資料を削減し、パッケージソフトの利用が挙げられている。勘定科目マスタの設定を工夫し、補助科目から税務申告書などを作成するなどの対応方法は参考になった。
P27
整理整頓ができる会社は強い
整理整頓の書籍は、勢いよく売れています。中には、ミリオンセラーとなるほど関心が高いものまで。整理整頓をしたら、金運に恵まれたり、心がリラックスできたりと良い効果を感じる人もいるようです。
M&Aを通じて一代で企業を巨大化させた日本電産の永守重信社長は、買収した会社の工場に行って、整理状態を見て、それがひどければ徹底的に整理整頓をさせるそうです。その結果、業績が回復するケースが多いとか。整理整頓と業績の相関性が高いということを認識させられるエピソードですね。 -
会社の人が行ったセミナーで、この本をもらってきていたのでお借りして読了。。
経理の仕事を、効率化するための技!ということで、確かに今やっている仕事と照らし合わせて考えながら読むことが出来ました。
当たり前のようにやっていた事もあれば、なるほど新しいなと思う事もあり。今行っている仕事に一石を投じるにはいい本なのかなと思いました。一番上の上司に読んで欲しいなぁ笑 -
bpoしましょう