ハイランドの仇に心盗まれて ハイランド・ガード3 (ベルベット文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (632ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784420320443

作品紹介・あらすじ

密偵として潜り込んだ城で、父を殺した仇のジョンへの復讐を目論むアーサー。一方、ジョンの娘アナは父の命でアーサーを見張ることに。行動を共にする二人の間にいつしか恋心が燃え上がり……。

感想・レビュー・書評

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  • ハイランドガード3。イングランドに味方する親の仇ローン卿の元へスパイとして潜入するレンジャーことアーサー。仇の娘アナをひょんな事から助け互いの存在を意識し合う。アナに欲情してしまう自らを戒めるも美しく前向きで心優しいアナに心鷲掴みにされ。アナの犬にも嫉妬ほどに。任務かアナへの愛か。いつ敵と味方だとバレるの⁉︎とハラハラ。"おれはきみに出会う前から、きみを裏切る運命にあった"とアーサーのセリフが切ない。史実とフィクションの織り交ぜ具合が絶妙で戦士達の頭脳戦も面白かった!次作ヒーローヴァイパーの過去もリンクして続きがますます楽しみ♪

  • シリーズ3作目。今までで一番好き。スコットランド独立戦争の史実を軸にした、架空の戦士団の活躍とロマンス。
    (史実と学説と作者の創作については作者・訳者解説に分かりやすく書いてあります)
    今回はイングランド側にスパイとして入り込んでいる男と、スパイされている側の令嬢の話。心理戦というか、エロティックなシーンは少なめ。正体がバレては終わりなので、お互い想いがあるのに立場の違いが障壁となってもどかしい事この上ないし、仇側も心の底から嫌いになれるキャラがいなくて辛い。ヒロインの父親が援軍を求めたサー・ヒューも、ヒロインの兄のアランもそれぞれ魅力たっぷり。
    原書では今のところシリーズ12巻出ているらしいので、続きが日本でも刊行されますように!

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