いのちを巡る臨床: 生と死のあわいに生きる臨床の叡智 (京大心理臨床シリーズ12)

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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422113142

作品紹介・あらすじ

近年の科学技術と医療技術の急速な発展によって、「病とともに生きる」「医療とともに生きる」「科学技術とともに生きる」側面が拡大してきた。そこでは、いのちの本質、生と死の本質、人間の本質、自己の本質といった、人間が古代から掲げてきた問題に新たな捉え直しとアプローチが求められている。本書では、こうした問題にさまざまな臨床現場における第一線の臨床家が、心に学ぶことを通じて、それぞれの心が捉えた、その現代的・未来的意義と普遍的意義についての論を展開している。人生にとって真にかけがえのないものとは何なのか。「生きる」とは、「死に逝く」とは何なのか。暴力が政治、経済、社会、文化、教育など、さまざまな領域に侵襲し、人間の営みを危機に陥れている現代にあって、人類はどのように創造へと向かうのだろうか。臨床心理学、医療人類学、医学等の臨床現場から寄せられた、瑞々しい論文集。

著者プロフィール

医療人類学の世界的権威。ハーバード大学医学部教授。『臨床人類学』で王立人類学協会ウェルカム賞受賞。著書に『病いの語り』『八つの人生の物語』『ケアをすることの意味』など。

「2021年 『臨床人類学 文化のなかの病者と治療者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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