臨床におけるナルシシズム: 新たな理論

著者 : ネヴィル・シミントン 北村婦美 北村隆人

• 創元社 (2007年9月20日発売)

感想・レビュー・書評

[yoshitaka4729さんの感想 · 2018年11月5日]

文体自体が（自分にとっては）難しかったが中々ためになった。
最後の文がこの本の全てを物語っている気がする

<i>｢一人前の人間になる道はいくらもある｣
人の精神生活は与えられるものではなく、築きあげるものである。ナルシシズムはその創造性を窒息させ、創造を許容せず、創造が可能となるようにエネルギー利用されるのを阻（はば）む
</i>

[tukattyanさんの感想 · 2011年9月15日]

ナルシシズムはいわゆる防衛機制なんです。他者から攻撃を無視するために自己に逃げるのです。自分一人しかいなければ傷つくことなんてないでしょう？

[saruminoさんの感想 · 2007年10月22日]

自己分析をされる方に最適と思う。
だが、そういう読み方をされる方は覚悟が居るかも。