スクールカウンセラーの第一歩:学校現場への入り方から面接実施までの手引き

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422115115

作品紹介・あらすじ

スクールカウンセラー、初心者の心に響く入門書。

感想・レビュー・書評

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  • ※教科書指定の授業あり

  • 約10年間に発行された本なので、現状少しずつではありますが現場の様相は変わっていることもあるかと思います。

    スクールカウンセラーとしてのあり方や、スクールカウンセラーとしての学校という場所での面談の持ち方など基本的な姿勢がわかる本という印象です。

    実際は都道府県、自治体、そして学校ごとにSCの活用状況は大幅に異なるので、本書を参考にしながら自分で探っていく姿勢は必要だなぁと思います。

  • SC自身の視点から具体的イメージが膨らんだ。中でも連携について、一重に連携といっても、相手の立場によって連携の在り方は多少異なるということが勉強になった。例えば、SCはコーディネーターと最も密接な関わりをし、随時報告・連絡・相談をしながらお互いに支え合う。また、校長と定期的にお話しする機会をいただき、学校全体の方針の確認することも重要である。そして、教職員はSCへの理解が人それぞれであるため苦労することもあるだろうが、担任と程よい関係性を持つことは、生徒を支援する上で重要である。教職員や保護者と意見の対立が起こることがあっても、常に第一目的である生徒の支援を重視すると上手くいく点にハッとした。

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著者プロフィール

1964年、鹿児島県生まれ。龍谷大学文学部臨床心理学科教授、京都教育大学名誉教授。専攻は教育臨床心理学、家族心理学、人間性心理学。京都市公立中学校スクールカウンセラー、八幡市教育支援センタースーパーバイザー、京都教育大学教授などを経て現職。著書に『母と娘の心理臨床』(金子書房)、『フォーカシング指向心理療法の基礎』『期待とあきらめの心理』、共著に『スクールカウンセラーの第一歩』(いずれも創元社)など。

「2022年 『スクールカウンセラーという仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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