治療的面接の工夫と手順: 人間学的力動論の観点から

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422117416

作品紹介・あらすじ

精神療法とフォーカシングで著名な二人の専門家が、自身の臨床をめぐって対談。技法や知識の習得ばかりを重視する心理臨床の世界に疑問を投げかけ、「一人の人間」として患者に向き合うことの重要性を縦横無尽に語り合う。
「『真っすぐに治る』ということはあり得ない」「教師とか一般の人と違って、僕たちには『何でもあり』で善悪はないんです」「知っていることは全部いったん空(から)にして、その空の中で聞いていると、どうしてかわらないけれど、こちら側に響いてくるものがある」など、長い臨床経験と専門性に裏打ちされた言葉の数々は、心理職に携わっている者、これから心理職を志す者に深い示唆を与えてくれる。

著者プロフィール

1945年生まれ。
九州大学大学院博士課程修了。
同大学教育学部助手を経て、産業医科大学医学部医学心理学教室准教授。教育学博士(九州大学)。
同大学病院精神・神経科および産業医実務研修センターを併任。

日本心理臨床学会常任理事、同学会倫理委員長、編集委員などを歴任。
日本臨床心理士会全国区代議員などを務める。

産業医科大学退職後、九州産業大学国際文化学部教授を経て、
現在、東亜大学大学院客員教授。

「2022年 『精神療法でわたしは変わった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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