アルファベットの事典

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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422202365

作品紹介・あらすじ

本当はとっても不思議な文字「アルファベット」の謎を解く。アルファベットに関する知的探究とウンチクが満載。

感想・レビュー・書評

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  • アルファベットを1文字ずつ、その由来などから掘り下げた良書。

  • アルファベットの歴史と形態分析のところだけ読んでなかなか興味深かったが、アルファベット個別の解説まで読む気にならなかったので返却した。また気が向いたら読むことにする。
    尚書院草書体いいなあ。

  • アルファベットの成り立ちから記号の意味を解説した事典。最初のアナクサゴラスの「人間が賢いのは手があるからである」という言葉がカントの言葉とマッチしていて衝撃は受けた。これに続けて「手」に関する本が読みたい

  • アルファベット文字の成立までの変遷と文字の書き方、デザインの移り変わりが文字毎にまとまっている。文字の変遷が一文字毎に時代順に並んでいるのだが、まとめ方が五體字類ににているとおもったら著者のプリューゴープトさんは書家でもあった。五體字類というのは、昔の書家が書いた文字を漢字毎にまとめたもの。漢字は中国と日本くらいの狭い範囲でしか使われていないが、アルファベットはいろいろな国でそれぞれの都合に合わせて使われており、とても興味深かった。
    書道は筆で書くが、アルファベットはペンである。次はペンの使い方を調べてみたい。

  • アルファベット26文字個別の成り立ちが書かれてる本。
    面白いようなそうでないような、完全に雑学でしかないが、どっかで使えるかもしれないような謎の読後感。
    英語圏の人が、英訳された字統を読んだらこんな気持ちになるのかもしれん。

  • 歴史的に
    楔形文字
    ヒエログリフ
    原シナイ文字
    フェニキア文字
    ギリシア文字
    エトルリア文字
    ローマ文字
    の紹介がある。

    形態分析としては、


    黄金長方形
    を説明している。

    文字の解剖学として、
    カウンター、レッグ、クロスバー、ステム、バー、ボウル、テール、イヤー、アセンダー
    ループ、ブランチ、ディセンダー、ヘッドライン、ヘッド、ベースライン、ケルン、ダウンストローク、鉤型セリフ
    について書かれている。

    チャクラと音は初見だった。

    用語対訳表があるのが嬉しい

  • アルファベットについてのいろいろ。
    とても興味深かった。

  • アルファベット各文字の成り立ちなど、豊富な図版とともに解説している

  • 深い。文字っておもしろい。

  • アルファベットを1文字ずつ、その由来などから掘り下げた良書。

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