航海の歴史:探検・海戦・貿易の四千年史

著者 : ブライアン・レイヴァリ 千葉喜久枝

• 創元社 (2015年1月13日発売)

作品紹介・あらすじ

カラー図版・写真が満載の《書斎の世界史》―物語を読むように、海洋史の知識と教養が深まっていく“新感覚の歴史書”。数々の名著・ドキュメンタリー番組を手掛けた海洋史家ブライアン・レイヴァリが、古代から現在に至るまでの人類の航海の歴史を多彩な切り口でひもときます。地図・写真・図版など200点以上のビジュアル資料をフルカラーで収録した、アカデミックでありながら読みやすい物語（ヒストリー）です。

感想・レビュー・書評

[やきにくさんの感想 · 2021年3月2日]

航海への思いがさだまり
なんじは海へと駆り立てられ
いざ旅立つ時は親兄弟に嘆かれる
足を船に踏み出せば
若者の心はかなたへと飛んでいく

[whitesheep11さんの感想 · 2015年4月4日]

　今回取り上げる本は、紅海に関する歴史。サブタイトルが「探検・海戦・貿易の四千年史」というだけあって、古代から現代まで公開で起った歴史を取り上げている。
　
　著者のブランアン・レイヴァリは、ロンドンのグリニッチにある国立海事博物館名誉学芸員で、海洋にまつわる本を30冊以上著していて、BBCのドキュメンタリー番組などの監修者を務め、しかも熟練した操縦士という航海のエキスパート。

　今に至るまでいろいろな所で船が行き来して、数多くの戦いが繰り広げられて、新たな世界との出会いによって世界の歴史が動くといった具合に、航海がもたらしたのは珍しいものだけではなかった。

　400ページ程度にコンパクトにまとまっていてところどころに図、絵や写真が載っているので読んでいきやすい。

[ericanonさんの感想 · 2015年1月13日]

大航海時代オンラインにはまっている私にとって
魅力的でしかない本が出そうです。

専門書のようなので、難しいのかな。読めるかな。
たとえ難しくてもワクワクしながら読みたいな。

著者プロフィール

ロンドンのグリニッチにある国立海事博物館名誉学芸員。『船の歴史文化図鑑』(悠書館）など、航海史や船舶に関する書物をこれまでに30冊以上著している海洋史家。「Time Team」（チャンネル４の考古学番組）や「Timewatch」（ＢＢＣ制作の歴史ドキュメンタリー番組）等のテレビ番組に出演、ＢＢＣの「Empire of the Seas（海の帝国）」を含め、数多くのドキュメンタリー番組の監修者を務めた。また、熟練したヨット操縦士であり、伝統的な船の操舵にも長けている。

「2015年 『航海の歴史 探検・海戦・貿易の四千年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」