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- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422214962
作品紹介・あらすじ
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の成立と展開をたどり、人類の歴史に大きな影響をあたえた一神教の全貌に迫る。
感想・レビュー・書評
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世界宗教として成長する為には、一神教でなくてはならなかったらしい。多くの信者を獲得して行く過程で、宗教間の争いは必然的に生じてしまう。どの神が最も素晴らしいのか、といった神様のグローバル・スタンダードを決める事が闘争の中心となる。宗教が政治に利用され、戦争の原因になる事は、人間社会にとって避けられない事なのだろうか。冷戦が終了しても、世界はまだ完全なる平和を実現できていない。21世紀はニューヨーク同時多発テロから始まった。過激な宗教原理主義者たち。彼等はアメリカを敵に回した。アメリカは国際政治に於いて、軍事パワーを枢軸とした世界帝国の覇者だ。新しい神はアメリカかも知れない。そんなアメリカ神話はまだまだ終わりそうもない。宗教は平和の象徴である事が本来の役割であった筈だ。信じる事の希薄な現代人にとって、神とは何なのか。問題は其処にあるのでは、と思う。
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やっぱり中東は地球の“おへそ”なのかしら。
神様は中東がお好きなのかしら。
「神の再発見」シリーズの表紙はギュスターブ・モローで統一してあるのね。ちょっと嬉しい。
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