鉄道高速化物語: 最速から最適へ

著者 :
  • 創元社
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422241012

作品紹介・あらすじ

1872年の鉄道開業以来、日本の鉄道技術は着実に進歩を遂げてきました。

世界初の高速鉄道である新幹線、次世代の高速鉄道であるリニアモーターカーの開発はその代表的な事績ですが、それ以前にも列車の高速化、所要時間の短縮を求めて、あらゆる方途が試みられています。

本書ではその歴史をひもとき、諸外国の事例と比較しつつ、高速化に寄与したさまざまな技術の発達や工夫をハード、ソフト両面から語り尽くします。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 請求記号 686.2/Ko 39

  • 鉄道のスピードアップの歴史について、日本だけでなく世界の動向もきちんと押さえていていている。また、お金のかかる新幹線のような高速新線だけでなく、在来線を中速鉄道として改良する可能性についても触れられていて興味深かった。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1939年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。三菱商事を経て,2006年までセ・デ・ベ・ジャポン代表取締役。2005年以降は近代史・鉄道史をテーマに著述業を本格化。鉄道史学会会員。著書に『流線形列車の時代』,『文豪たちの大陸横断鉄道』,『鉄道技術の日本史』,『新幹線はなぜあの形なのか』,『鉄道快適化物語』,『鉄道高速化物語』などがある。

「2022年 『世界鉄道文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小島英俊の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×