「代数」から「微積分」への旅 (ビジュアルガイド もっと知りたい数学2)

著者 : マイク・ゴールドスミス 緑慎也

• 創元社 (2020年5月22日発売)

作品紹介・あらすじ

多くの人びとにとって、教科書にあらわれる代数や微積分の記号は、二度と目にしたくないものでしょう。学生時代、こう思ったはずです。「この用語や記号はいったいなんなのか？」「ところで、これは実生活で役に立つのか？」と。この本の使命は、代数や微積分を一種の言語（ことば）と考え、このことばを操る方法をお教えすることです。そして、美しい図版や事例をもとに、おどろくべき力を持つ数学の新たな世界を紹介します。

感想・レビュー・書評

[摂南大学図書館寝屋川本館さんの感想 · 2020年9月9日]

摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50199787

[fraserlibさんの感想 · 2020年9月8日]

請求記号　411/G 61

[haoさんの感想 · 2020年7月19日]

教科書にはほとんど出てこない数学史に沿って、方程式、グラフ、微積分、更に先端数理理論までを解説した一冊。数学者たちのエピソードは興味深いが、数学解説部分は数Ⅲを少し知らないとわかりにくいかもしれない。ビジュアルガイドというサブタイトルだが、数学の、というよりは
数学者の肖像画や原著表紙の、という方が主であるように感じた。

著者プロフィール

サイエンスライター。キール大学卒（博士の学位を天文学で取得）。前職はイギリス国立物理学研究所の部長（音響学）。専門は天文学、音響学で、数学や宇宙開発、時間旅行、科学史など幅広いジャンルを扱う。子供向けの科学本も多数執筆。

「2021年 『深遠なる「幾何学」の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」