深海の人びと (ノーチラス号の冒険 3)

著者 : ヴォルフガンク・ホールバイン 平井吉夫

• 創元社 (2006年7月3日発売)

作品紹介・あらすじ

美しい珊瑚が生い茂る海底都市で繰り広げられる激しい住民の抗争に巻き込まれたノーチラスの運命は?!最新冒険ファンタジー。絶賛シリーズ第三弾。

感想・レビュー・書評

[夢色さんの感想 · 2017年8月19日]

【あらすじ】
海底の珊瑚の森にひらけた幻想的な世界。マイクと仲間たちは魅了されるが、住民同士の対立に巻きこまれる。そのときアトランティス最後の王女セレナが魔力を使い、温和な住民を強引に支配しようとする。それを阻止できるのはマイクのみ……黒い石の街に踏み入ったとき、そこには不気味な生き物が棲息していた……。『ノーチラス号の冒険』待望のシリーズ第3巻!!

【感想】

[root3さんの感想 · 2007年3月4日]

表紙の人物はフランス人と地底に住む少女〜バミューダ・トライアングルで巨大な水母に捕らえられたノーチラス号は深海の町へと向かった。セレナは目覚め，強権を持つ女王として振る舞う。港の向こうに住む魚人が攻めてきて，セレナと間違えられた少女と共にアンドレが連れ去られた。セレナは住民に古い町攻撃を命じ，ノーチラス号は脱出を試みるが，マイクは仲間を取り出しに化け物ｔのすむピラミッドへ出掛け，異形の長老に敵意がないことを知る。長老は人間に与えた魔力を取り戻そうとしているだけだった〜セレナは再び乗船したが，魔力は失った。仲間の一人は深海にとどまる