人魚たちのいた時代―失われゆく海女文化

著者 :
  • 成山堂書店
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本棚登録 : 19
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784425947317

作品紹介・あらすじ

「日本の海に来てごらんなさい。青い海の底のゆらめく海草の間から人魚が泳いでくるのに逢えますよ。」この日本の国と韓国の一部にしかいない海女たちは、石器時代からの長い長い歴史を持っている。少しでもこれらの海女さんたちの暮らしぶりについて知っている限り、見たり経験したことを書き残した。水中写真界の鬼才、大崎映晋が綴る、美しくて艶やかで強い海女さん。

感想・レビュー・書評

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  • ☆済州島との関係は?

  • 1920年生まれ、大崎映晋(おおさき えいしん)氏の「人魚たちのいた時代 失われゆく海女文化」、2006.4発行です。石器時代からの長い歴史を有し、日本と韓国の一部にしかいない海女文化、最近では昔ながらの姿を見ることは殆どできなくなったそうです。石川県・舳倉島、房州・御宿、伊豆、伊勢・志摩など、それぞれの地域に根付く海女の暮らし、海女の文化、風習をまとめた作品です。深度数十メートル、ひとつ間違えば命を落としかねない厳しい仕事、だからこそ、明るく奔放で天真爛漫な姿がまぶしいのでしょうか~!

  • 「潜る人」を読んで大崎映晋に興味を持って読みました。写真家なのでもっと写真を入れてほしかったです。文章だけでは分かりづらいのと、自分の体験を書きたいのか海女文化を書きたいのか、読み物としてはウーンという感じ。「ストレス解消の口開け」「てべらの思い出」など面白い事は面白いのだけど、、、

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著者プロフィール

1920年群馬県生まれ。現在92歳。水中撮影家。1955(昭和30)年頃より約30年にわたり全国の海女村を踏査。海に潜る美しい海女たちを水中から撮影した。その仕事はジャック・イヴ・クストーやブルーノ・ヴァイラッティらに見出され、世界的な評価を受けた。

「2013年 『海女のいる風景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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