- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426118952
作品紹介・あらすじ
妻は3億円の資産と同じ。この価値を大事にしない人は、必ず失敗します。妻の大切さに気づき、幸せとお金を引き寄せましょう。
感想・レビュー・書評
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離婚問題に詳しい弁護士の著者が結婚と妻の存在の有用性を様々な視点から述べている
特に共働きは将来の不測の事態に備える上でも、妻の自己実現のためにもメリットが大きい
他にも妻を使った節税、ふるさと納税、NISA、株主優待、IPO申し込みなど
また離婚をしてしまったせいで人生を踏み外してしまった例も多く挙げられていて勉強になる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妻の資産価値を解説する本。
でもなー、ここに書いてあること全部できる妻ばかりじゃないし。
朝早起きで、家事ができて、料理上手で、健康に気を遣ってくれて、福利厚生の良い会社に務めてて、親がそれなりに裕福で、頭が良くて、人脈が合って、浪費しなくて、育児に熱心で、癒してくれて、夜も積極的で、姑と上手くやれる妻?(笑)
世の中にそんないるかなー。
それを見極めて結婚しようと思ったとしても、自分が完璧妻に似合う男かってのもあるし。
と、思いつつも、努力でカバーできる面も多いから、夫も妻も向上心は大事。
この本は妻が働くこと絶対推奨。
でも、これに関するツッコミが多い。
お金の事だけ考えたらそりゃ妻が働いた方が額面は増えるよ。
でも「時間」とか「自由」の存在を無視してる。
1人が1000万稼ぐより2人が500万ずつ稼いだ方が手取りが増える!と言うが、労働時間2倍になってるじゃん。
妻が働いてるってことは、家事分担しないといけないし、女の方が体力無いんだから男の家事負担が多めじゃないとフェアじゃないし、自分の話を聞いてもらうどころか妻の仕事の愚痴だって聞かされるかもしれないし、妻がストレスで病気になるかもしれないし、時間が無い分自分にも構ってくれないし、いつもイライラしてるかもしれないよ。
なんかこの筆者は妻がご飯作ってくれて朝起こしてくれるのが当然のように書いてるが。
60まで働いてくれたら3億円の資産だけど、マイナス面は3億円と天秤に掛けれるものなの?
3億円も生涯で稼げる女がそんないるのかって感じだし。。
あと、妻が働いてれば生命保険はいらないという話。
女性の就職がどれだけ大変だと思ってんじゃー!!
専業主婦妻45歳の時に夫が死んだら、就職口なんてどこにあるのよ。
母がそのくらいで会社辞めてパート探してたから知ってる。ほんとに無いですよ。
施設のトイレ掃除とかしかないと思う。
兼業主婦妻が仕事を辞めないで続けるにしても、子育てと両立できるような優しい会社が日本にどれだけあります?
子供が風邪ひいて何度も休んだ時、陰でヒソヒソ言う人がゼロの会社どれだけあります?
筆者は弁護士で妻は国家公務員。妻はよく稼ぐだろうし福利厚生もいいだろう。そりゃーあなたはそうでしょうけど、という話がほとんど。
最初の方を読むと専業主婦の生み出す価値は会社員より高いんだから、双方の合意があるなら専業主婦にしといた方がコスパは上じゃない?
アメリカで専業主婦が増えてるのも頷けるよ。
失業保険とか、疾病・死亡の保険に入ってればリスク面もクリアよ。
時々「結婚にあまり魅力を感じない・・・」という人に会うけど、結婚はマイナス面も多いので私は背中を押すことができない。
やっぱり自由ってプライスレスだし(笑)
好きな時間に好きな事できなくなるし、異性と飲みに行くのも行きにくくなるし、思い切って仕事を辞めるのもできないかもしれないし、好きな場所に旅行に行くのもそんなにできなくなるよ。
相手にもよるけど、全部自由にさせてくれる人との結婚なんて、それって結婚してるの?(笑)というものじゃない?
しかし、最後の方を読むと独身者の落とし穴が書かれていて怖い。
もしもの時の支えという点では、結婚は重要かもねぇ。
いい関係作っておかないともしもの時も助けてくれないかもしれないけどね。 -
弁護士として離婚、相続、交通事故、労働問題など数々の問題を担当し、奥さんは検察官として活躍中、子どもは3人いて、弁護士業務のかたわらイクメンとしても活躍中の著者が、『妻』との関係を良いものにしておくと受けられる、経済面のメリットを紹介した一冊。
タイトルにあるように『妻』を投資物件に見立てて、モノのように表現してあるので、人によっては不快感を感じるかもそれないが、決して『妻』をモノ扱いしたり、経済面のためだけの関係づくりを勧める本ではありません。
『妻』を投資物件に例えることで、投資によって資産を増やしたり、生活が豊かになったり、人生を楽しむための方法を実例をあげて説明しています。
『妻』の一日の仕事を金銭的な価格で表してみると、まず、朝起こしてくれて、朝食を準備してくれます。コンビニや外食を利用するとしたら500円くらいはかかります。そして、仕事に行っている間に、掃除や洗濯、食器洗いや食材の買い出しなど、たくさんの家事をしてくれます。これを家事代行サービスに頼むとなると1時間3000~5000円くらい、総務省のデータによると主婦の平均家事時間は2時間32分だそうなので、1時間4000円としても10000円になります。
子どもが1人いたとして、保育園に一時預かりで1時間700円とすると8時間預けて5600円。仕事から帰ってくれば温かい手料理をつくってくれますが、それを外食しようと思えば、1人1000円はするので3人で3000円。
昼の弁当の500円を入れたとして、妻が一日でしてくれることの金額は20600円になり、1ヶ月で618000円にもなります。
こういった『妻』の仕事を金額で表してみるだけでも、かなりの経済効果があることがわかります。
また、会社員が生涯で得る収入は総額3~4億円と言われているので、『妻』が働いている場合、家庭には3億円の収入が見込まれることになります。
大企業であってもリストラや給与の減額などが頻繁に起こり得るうえに、うつ病などの精神疾患で長期にわたって会社を休んでしまい働けないという人が多く存在する時代に、『妻』というセーフティーネットがあれば、人生を有利に歩んでいけます。
著者は弁護士という職業柄、離婚調停に多く関わっていて、離婚のデメリットについて詳しく書かれています。
離婚の多くの原因のひとつに、浮気がありますが、楽しい一時期を過ごすことの代償となる離婚について、もっと深く考えるべきです。
芸人の土田晃之さんは「なぜそんなに奥さん一途で浮気をしないのか」と聞かれ、「そんな2億円の価値のあるセックスってあるの?」と答えていましたが、まさにそのとおり、場合によっては一回の肉体関係であっても離婚に発展し、妻を失ってしまうかもしれないことを理解すべきです。
他にも本来なら1人で1回しか受けられないサービスを夫婦で受けることにより、よりお得に生活したり資産運用する秘訣について、確定拠出年金やNISA、IPO株、ふるさと納税などが紹介されています。
本著では『妻』のメリットについて、金銭的な面が大きくクローズアップされていますが、もちろん夫婦とはそれだけの関係ではありません。
著者もあとがきで触れていますが、多くの人が人生の大部分を共に過ごし、退職したり、子どもが家を離れたりしたあとでも、共に生活する大切な存在であり、人生の最期まで心を通わせていられる『妻』の価値を今一度見つめ直すべきだと改めて感じました。 -
面白かった。 金持ちは奥さんを顔で選ばない。
とか検証してるあたりも面白い。
そうなんだ。
あとしつこくでてくる、浮気で離婚は本当に損をするからやめろ。
とかなりの回数出てくるが、その損害が2億円を超えるとの予想額とかね。
本当、離婚されて不幸に陥った人のアンハッピーストーリーなどはなかなか読み応えがありました。笑!!!
今はふるさと納税に俄然興味湧きました。 -
妻を経済的面から見た内容。結婚というもののいい面がよく分かった。ただ妻は元本ゼロ円で利回り無限大の超優良物件というが、購入できるには夫の経済的、容姿的魅力が必要だろうし、不良物件の見極め方なども大切であろう。
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妻を持つということを、経済的な観点でみると。。。っという本