- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426120771
作品紹介・あらすじ
お正月のお節料理、節分の福豆、鯛、だるま、招き猫……ちょっと考えただけでも、この国には縁起物がたくさんあります。季節の変わり目に、人生の節目に、私たち日本は縁起物に願いを託してきました。
この本を活用し、縁起物のパワーをいただいて、大いに縁起をかついで下さい。
感想・レビュー・書評
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日本の縁起物についての基礎知識を伝える、入門書。
第1章 行事と縁起物・・・正月、お彼岸、土用、重陽、七五三など。
第2章 お守りと縁起物・・・お守り、神様との交信。
第3章 お祝いと縁起物・・・めでたい食べ物、縁起菓子など。
第4章 動物・植物と縁起物・・・神様のお使い、動物、植物。
カラー写真豊富。コラム、写真・資料提供、参考文献有り。
神や仏、諸々の目に見えぬものの存在と遣り取りをするため、
その仲立ちをする、縁起物。その起源や由来、意味について、
分かり易く説明しています。但し、数と種類は少ない。
良き縁を得たい、悪い縁を祓いたい、願いを託するものは、
日本人のあらゆる場面に存在しています。
それは、四季折々の行事、寺社から授与されるお守り、
縁起の良い食べ物、神様のお使いや幸運を招く動植物。
ススキは、神の依り代で魔除けにも使われたこと。
縁日は、「結縁日」「有縁日」の略で神仏と縁を結ぶことの
出来る特別な日という意味。
知ってるようで知らなかったことも、結構あると再認識しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全てに意味がある✼••
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写真がきれいで全体の雰囲気も可愛らしい本でした。
節句の縁起物やお守りや祝い事に用いられる縁起物等々、色々とあり楽しめました。
縁起物と知ってはいたものの由来を知らなかったものもあり勉強になります。
フォーチュンクッキーは日本人がアメリカで売り出したとは知りませんでした。 -
どちらかというと縁起など気にする方だけど知らないことが多く興味深く読んだ
羽子板がもともとは厄除けだったとか、年越し蕎麦が金を集めるなんて聞いたことなかった
フォーンチュンクッキーの起源は話のタネになりそう -
科学万能の時代において、身近なところで、神様仏様や目に見えないものとのやりとりをしている仲立ちが縁起物。食べ物、行事、お守り、お祝い、動物等。たくさんの縁起物が写真との解説で掲載されています。ページをめくるたびに、これも縁起物なの、とか、こんないわれがあったのかと、感心します。
(カウンター担当/五重塔)平成29年1月の特集「鳥・縁起物」 -
こんなものまで縁起物だったの?と思ったのが数点。人吉のきじ馬もそうだったのか。椿箱は違うんかな?