訴訟は本人で出来る

制作 : 國部 徹 
  • 自由国民社
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本棚登録 : 17
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426124939

作品紹介・あらすじ

この1冊があれば、あなた自身で訴訟が可能に!
わかりやすい民事訴訟入門

本人訴訟はどんな事件ならできるか、どんな手続きと書類が必要か、
書類の書き方、訴訟以外の手続きなどをやさしく解説。
権利を自分の力で勝ち取りたい人、必読の書。

●目次
第1章 訴えるときのの心構え
第2章 訴訟の実際と手続き・準備編
第3章 訴訟の実際と手続き・進行編
第4章 いろいろな場合の訴訟の仕方
第5章 訴訟以外の手続き
第6章 強制執行の手続き

感想・レビュー・書評

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  • # 書評☆4: 訴訟は本人で出来る | 読みやすいものの内容が心配

    ## 概要
    - 書名: 訴訟は本人で出来る
    - 副題:
    - 著者: 石原, 豊昭 and 石原, 輝 and 平井, 二郎
    - ISBN: 9784426124939
    - 出版: 2018-11-28
    - 読了: 2022-05-20
    - 評価: ☆4
    - URL: https://book.senooken.jp/post/2022/05/20/

    ## 評価
    本人訴訟の手続きについて調査していて読んだ。

    本人訴訟に関する本では、第4版と人気があるようで、実際比較的読みやすい組版になっていた。

    しかし、肝心の中身がなんというわざとやっているのか中途半端にくだけた感じの文体になっていたり、内容が正確じゃないなと思わせるようなものがあって、イマイチだった。

    訴状のサンプルも、本来なら本文で証拠番号との対応がわかるように記載したほうがいいのにされていなかったり、訴状提出時に一緒に提出したほうがいい証拠説明書についても記載がなく、心配になった。

    ## 参考

    > ### p. 20: 訴訟費用の強制執行

    訴状や判決文に「訴訟費用は被告の負担とする」とあって、勝訴しても、これを強制執行するには、訴訟費用確定の裁判を申し立てないといけず、手間がかかるので訴額亜が大きい場合以外は省くらしい。

    ## 結論
    本人訴訟本で人気の1冊だった。

    改訂が続いているだけあって、読みやすい内容ではあった。しかし、内容が不正確なところがあったり、不十分なところがあって、これをそのまま鵜呑みにするのは危ないなとも思った。

    最初の1冊で読むのには悪くはなかった。

    他にも数冊本人訴訟本を読んでみたが、中身自体はそんなに大きな違いがなかったので、どれか1冊を読んで全体の流れを把握して、あとは実際に取り組みのが良いと思った。

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著者プロフィール

昭和3年10月、山口県に生まれる。中央大学卒業。弁護士。三井三池労働争議事件その他暴力金融グループ・株券金融犯罪グループ事件などの被害者救済で活躍。著書に『債権なにがなんでも回収法』『訴訟は本人で出来る(共著)』『遺言の書き方と活用法』『遺産分割と紛争解決法』『財産相続トラブル解決なんでも事典』『離婚を考えたらこの1冊』(いずれも自由国民社)などがある。平成27年逝去。

「2021年 『戸籍のことならこの1冊(第5版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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